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ハピネスcolumn

公開日:2022年2月15日

セラミック治療とは?あなたの歯に合わせた治療法をご紹介

セラミッククラウンと銀歯、それぞれの特徴について

セラミック治療とは一体どのような治療法か、気になっていませんか?

セラミック治療に興味を持っている方は

「セラミックってそもそもどういう素材なの?」
「銀歯や金歯とは何が違うの?」

このような疑問を持った方が多いと思います。

本記事ではセラミック治療へのさまざまな疑問を解決し、あなたに合った治療方法をご紹介します。

セラミック治療をする際に押さえておいたほうが良いポイントが5つあります。

・セラミック治療とは何か
・セラミック治療のメリット・デメリット
・セラミック治療の方法の違い
・セラミック治療の種類
・セラミック治療の相場

これら一つ一つをこの記事で詳しく解説していきます。

この記事を読むことでセラミック治療の本質について知ることが出来ます。

「セラミック治療をするかどうか悩んでいる」
「自分に合った方法でセラミック治療をおこないたい」

これらに当てはまる方はこの記事を参考にして頂けると幸いです。

セラミック治療とは

近年耳にするようになったセラミック治療とは、歯の欠損部分にセラミックという素材を入れる治療方法を指します。

これまでの歯の治療方法といえば歯の欠損部分に金属を詰める方法やレジンを詰める方法が主流でした。

代わりにセラミック治療では、お茶碗などと同じ素材である陶材のセラミックを使用します。

歯の欠損部にセラミックを入れることで金属よりも多くのメリットが得られるため、利用者から多くの支持を集めています。

セラミックは丈夫で且つ透明感のある本来の歯に近い審美性を兼ね備えていることが特徴です。

また、セラミックはホワイトニングや矯正目的で使用されることもあるため、幅広い治療方法で活躍しています。

セラミック治療のメリット・デメリット

セラミック治療にはどのセラミックにも共通するメリット・デメリットがあります。

メリット・デメリットの両方を知ったうえでセラミック治療に臨まれることをお勧めします。

セラミック治療のメリット

セラミック治療のメリットは主に三つ挙げられます。

①審美性が高い
②長持ちする
③アレルギーの心配がない

これから、詳しく説明していきます。

①審美性が高い

セラミックが持つ最大の特徴は審美性が高い点です。

従来の治療法である銀歯や金歯とは異なり、天然の歯に限りなく近い色を再現出来ます。

審美性が高く天然の歯との親和性も高いため、最近ではセラミック治療を選ぶ方や銀歯からセラミックに移行する方が増えています。

審美性が高いことが他の虫歯治療と比べてセラミック治療の一番のメリットなのです。

②長持ちする

セラミックの素材は劣化や変色が少ないため、寿命は10〜20年と言われています。

寿命の振れ幅が大きいのには理由があります。

セラミックの劣化のスピードは口の中の状況に大きく左右されるからです。そのため、寿命を短くしないための予防策を考えることが大切になってきます。

対して銀歯の寿命は3〜5年とセラミックよりも寿命が短く、長年の使用によって金属イオンが溶け出して歯や歯肉の変色の恐れがあります。

銀歯と比較すると、セラミックが他の治療方法よりも長持ちすることがわかります。

また、セラミックの表面は滑らかなため、プラークが付着しにくいのも長持ちする理由の一つです。

(口腔の健康を維持しておくことが大切)

③アレルギーの心配がない

セラミック治療にすると、患者様が金属アレルギーでも安心して治療を受けることが出来ます。

従来の虫歯治療の場合は銀歯が主流だったため、金属アレルギーの方は、「虫歯治療をしたくてもアレルギーが・・・」という理由で断念せざるを得ませんでした。

その悩みを払拭した治療法こそセラミック治療なのです。

セラミック治療の中でもオールセラミックなど、金属がまったく含まれていないものを選ぶことで、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けることが出来ます。

セラミック治療のデメリット

セラミック治療には多くのメリットがありますが、知っておかなければならないデメリットもあります。

①割れる可能性がある
②歯を削る量が多い

これらを詳しく説明していきます。

①割れる可能性がある

セラミック歯は、歯に強い衝撃を与えてしまうと割れるもしくは欠けてしまう可能性があります。

なぜならセラミックは金属に比べて耐久性に劣ってしまうからです。

特に奥歯のような歯に対して大きな力が加わってしまう部分は、割れたり欠けたりするリスクが高くなります。

歯ぎしりや食いしばり癖があるかたは、別の治療法をお勧めします。

(詳しくはセラミック治療の種類で解説します)

②歯を削る量が多い

セラミック治療は金属を使用する治療法に比べて歯を削る量を多くする必要があります。

セラミック治療の場合、金属を使用する治療法よりも補強度が劣るため、セラミックの補綴物に厚みを持たせる必要があるからです。

元々金属の補綴物を入れていた場所にセラミック治療をおこなう際は、さらに歯を削る場合があります。

天然の歯を削ることを考慮したうえでセラミック治療を選択することをお勧めします。

セラミック治療の方法

セラミック治療はインレー(詰め物)とクラウン(被せ物)の、大きく分けて二種類の治療方法に分かれます。

それぞれの特徴について詳しく説明していきます。

セラミックインレー

セラミックインレーとは歯の患部をケアするセラミック素材の詰め物のことを指します。

インレーはクラウンに比べて患部の狭い範囲が対象で、局所的な治療です。そのため、クラウンよりも治療費を抑えることが可能です。

近年ではセラミッククラウンよりもセラミックインレーが主流になってきています。

セラミッククラウン

セラミッククラウンはセラミック素材を使用した被せ物を指します。

クラウンはインレーよりも治療する範囲が広く、インレーよりも目立ちやすくなっています。そのため、セラミック素材のものにすることによって金属製のものよりも目立ちにくくなります。

費用的にはインレーよりも高額になってしまうため、自分に合った治療法を選択することをお勧めします。

セラミック治療の種類

セラミック治療には代表的なものがいくつかあります。

その中でも有名とされている

・オールセラミック
・ハイブリッドセラミック
・メタルボンド
・ジルコニアセラミック

の四種類それぞれの特徴について詳しく説明します。

オールセラミック

オールセラミックは透明感が非常に高く、見た目が美しいのが特徴です。

名前のとおり金属は一切含まれていないため、金属アレルギーの方も安心して使用することが出来ます。

オールセラミックの耐久性はかなり高く、その上年数による変色もほとんどありません。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックはセラミックとレジンの中間にある素材を指します。

プラスチックの素材を練りこんでいるため、オールセラミックに比べると審美性に劣る部分はあります。

材質も他の素材に比べてやわらかいため、あまり負荷がかからない部分に適しています。

寿命は他の治療法よりも少し短く7〜8年と言われています。

メタルボンド

メタルボンドは耐久性と審美性の二つを兼ね備えているのが特徴です。

金属の上から表面にセラミックをコーティングするため、内側が金属、表面上がセラミックという構造になります。

内側に金属を使用している分、オールセラミックよりも透明感や審美性に劣る部分があります。

金属とセラミック両方のメリットを持つ、バランスの良い治療法だといえます。

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは新世代のセラミックとして名を轟かせており、「人工ダイヤモンド」という名前でも有名なのが特徴です。

ジルコニアは陶器に似た性質の素材で非常に硬く、且つ光を通しやすい素材のため透明感が高いことが名前の由来となっています。

ジルコニアの重量は金属の3分の1と、とても軽いため装着時の負担を大幅に軽減できるというメリットもあります。

審美性や耐久性、装着時の負担軽減などの多くのメリットを持ち合わせていることから、近年の主流としてジルコニアセラミックを選ばれる方が多くなっています。

セラミック治療の相場

セラミック治療は種類ごとに費用が異なります。

表で価格別にまとめましたので、そちらをご覧ください。

<インレー>

価格(1歯) 治療回数 耐久性
オールセラミックインレー 40000〜80000円 2〜3回
ハイブリッドセラミックインレー 20000〜50000円 2〜3回
ジルコニアインレー 50000〜60000円 2〜3回

<クラウン>

価格 治療回数 耐久性
オールセラミッククラウン 80000〜150000円 2〜4回
ハイブリッドセラミッククラウン 60000〜80000円 3〜5回
メタルボンドクラウン 80000〜100000円 3〜5回
ジルコニアセラミッククラウン 100000〜150000円 3〜5回

あなたにお勧めの治療方法

セラミック治療は種類が多く、価格や審美性といった特徴をそれぞれ持ち合わせています。

そこで今回、この記事で取り上げた四種類の治療法をもとに、読者の方に合った方法をご紹介していきます。

自分に合った方法を選ぶことで、後悔のないセラミック治療にして頂けると幸いです。

オールセラミック

オールセラミックは人と直接会話する機会が多い方や金属アレルギーの方にお勧めします。

オールセラミックは他の治療法に比べて審美性が高いことが特徴です。そのため、本来の歯と変わらない見た目で、変色の恐れもほとんどありません。

オールセラミックは金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して治療することが出来ます。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックはできるだけ費用を抑えたい方にお勧めします。

ハイブリッドセラミックは金属製よりも見た目は美しく天然の歯に近い色なので、セラミック治療を一度試してみたいと考えている方にもおすすめです。

他の治療に比べて寿命が少し短いという点や、オールセラミックよりも審美性に劣ることがあるため、この二点を注意しておく必要があります。

メタルボンド

メタルボンドは耐久性と審美性の両方を求める方にお勧めします。

メタルボンドは金属とセラミックをどちらも使用しているため、両者のメリットである金属の耐久性とセラミックの審美性、両者の良い部分を兼ね備えた治療法となっています。

メタルボンドの内側が金属で作られているため、金属アレルギーの方は注意が必要です。

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックは高品質の治療を受けたい方にお勧めします。

審美性、耐久性、重量、どの項目においても高いレベルを誇るのがジルコニアセラミックの特徴です。

ジルコニアセラミックは金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して治療して頂けます。

多くのメリットを持つジルコニアセラミックですが、費用は他のセラミック治療に比べて少し高価になります。

治療の際は自分のお財布と相談して決めていただくことをお勧めいたします。 

まとめ

ここまで、セラミック治療とは何か、そしてセラミック治療の種類や価格帯などについて詳しく説明してきました。

セラミック治療を知らなかった方もこの記事を通して一通り知って頂けたかと思います。

まとめると、セラミック治療とは陶器と同じ素材であるセラミックを使用した治療法で、従来の銀歯などと異なり天然の歯と変わらない審美性と透明感が特徴です。

セラミック治療の方法は大きく分けて2パターンあり、広範囲を治療するセラミッククラウン(被せ物)と局所的な治療のセラミックインレー(詰め物)があります。

自分の歯と相談してどちらのパターンが適しているか決めていただく必要があります。

また、セラミック治療には主に四種類の治療法があります。この記事で紹介したのは、「オールセラミック」「ハイブリッドセラミック」「メタルボンド」「ジルコニアセラミック」の四種類です。

四種類の特徴をまとめると、

オールセラミック 透明感と審美性が優れている。金属アレルギーでも安心。
ハイブリッドセラミック

値段が他の治療法よりも安価。

材質がやわらかく、負荷がかかりにくい。

メタルボンド 耐久性と審美性を兼ね備えた治療法。金属とセラミックの両方を使用。
ジルコニアセラミック

「人工ダイヤモンド」と呼ばれるほど透明感があり、丈夫。

とても軽量で重さが金属の三分の一のため、負荷がほとんどかからない。

四種類それぞれの特徴と価格帯、そして治療回数を考慮したうえで自分に合った治療方法を見つけて頂けると幸いです。 

この記事がセラミック治療をおこなうきっかけになれば大変うれしく思います。

当院では、1人でも多くの方に、美しい歯、健康的な笑顔、再治療の少ない治療法をご利用いただくため、最新技術を充分に検証したうえで積極的に導入しています。

複数の銀歯を一度に治したい方や、保険治療の前歯をセラミックに替えたい方など、ご予算や治療部位にあわせてご相談を承ります。

まずは、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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