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公開日:2020年10月30日

歯周病と糖尿病の怖い関係性

歯周病と糖尿病の怖い関係性

歯周病は歯を失うだけでなく、全身の健康にも大きく影響することが分かっています。

その中でも特に糖尿病との関連性が深く、どちらかが悪化するともう一方も悪化する傾向にあると言われています。

糖尿病も歯周病も、じわじわと進行する怖い病気ですが、いったいどのような関連性があるのでしょうか。

糖尿病について

糖尿病は高血圧と並ぶ生活習慣病のひとつです。わたしたちは食事をして栄養素を体内に取り込んで生命を維持します。特にでんぷんなどの糖質は、エネルギー源として欠かすことができません。食事によってとりこまれた糖質は消化されてブドウ糖となり、血液中から全身へまわって細胞に取り込まれ、エネルギー源となります。

食後は血糖値が高くなりますが、健康な人の場合、インスリンの働きによりブドウ糖がエネルギーとして消費され、血糖値が正常に保たれています。

ところが糖尿病は、インスリンの働きが不十分な状態を言い、体内にあるブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高いままになっています。その結果、糖尿病を発症してしまいます。

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、その多くは食生活や運動不足といった生活習慣の悪化により、インスリンの分泌が悪くなる2型糖尿病と言われています。

糖尿病の怖いところは、様々な合併症が起こることです。糖尿病網膜症による失明の恐れ、腎機能の悪化による高血圧、傷口の治りが悪く化膿しやすくなる、あるいは壊死する、血が止まりにくいため外科処置の際に危険を伴うなど、様々な合併症が起こってしまいます。

これは、糖尿病による免疫力の低下や修復力の低下が大きく関わっているのです。

このように、糖尿病は直接死に関わることはありませんが、糖尿病に罹患していることで、色々な弊害が出てしまうのです。

歯周病と糖尿病の関連性について

歯周病は、歯周病菌が出す毒素により歯を支える歯周組織に炎症が起こる病気です。そのままにしておくと歯が抜けてしまう、ということは随分知れ渡るようになり、歯周病に対する危機意識が高まっている傾向ではないかと言えます。

しかし、糖尿病と歯周病に関連性があるということは、まだそれほど周知ではないかもしれません。ではどのような流れで、歯周病と糖尿病は関連性が深まっていくのでしょうか。

まず糖尿病になると免疫力が弱まり、細菌に対する白血球の働きが低下します。またブドウ糖が上手に消費できず、高血糖状態になります。高血糖になると非常に喉が渇き、お口の中が乾いて唾液の分泌量が減少します。

唾液の分泌量が減ると細菌は爆増し、歯周病菌がお口の中で活発に暴れまわります。その結果歯周病になりやすい状態を作り出してしまうのです。

また逆のパターンも存在します。つまり歯周病になると、糖尿病に〇リスクも高まってしまうということです。

歯周病になると炎症性物質が作られ、血糖値を安定させるインスリンの働きを抑制してしまいます。インスリンの分泌が悪くなると血糖値のコントロールが悪くなって高血糖状態を作り出し、糖尿病になってしまう、ということです。

つまり糖尿病の人は歯周病になりやすく、歯周病の人は糖尿病のリスクが高くなる、という悪の相互関係が成り立ってしまうのです。

歯周病治療をすることで、血糖値が改善されることも

歯周病の予防や悪化を防ぐためには、プラークコントロールが欠かせません。特に糖尿病の方はしっかりとプラークコントロールを行わないと、一気に悪化の一途を辿り、重症化してしまう恐れがあります。急速に歯槽骨の吸収が進み、歯が動き始めたらあっという間に抜けてしまった・・・では後悔してもし切れないことでしょう。

歯周病と診断された方は、糖尿病の有無にかかわらず適切な治療を受けて頂くことが最優先となります。歯周病治療には超音波機械を使った歯石除去、歯ぐきの下に付いている歯石を手動で取り除くSRP、外科処置であるフラップオペレーション、内科的治療も併用する歯周内科などがあります。

このような方法を用いて患者さんの状態に応じた治療プログラムで治療を進めていくことで、歯周病の悪化を防ぎ、改善へと導くことが可能となります。

また同時に糖尿病の方は、歯周病治療を行うことで炎症性物質の働きを弱め、血糖値のコントロールが改善されやすくなると言われています。

歯周病も糖尿病も「サイレントキラー」という恐ろしい病

歯周病は虫歯みたいな痛みはあまりありません。自覚症状をあまり感じないまま症状が進行してしまうため、「なんだか歯がグラグラしてきたな」と感じ始めたころには、既に重症化していることがほとんどです。

糖尿病も同じで、痛みなどを感じません。最近やけに喉が渇く、何をしたわけでもないのにだるい、疲れやすい、痩せてきたという自覚症状を感じる頃は、糖尿病が進行した状態であると考えられます。

このように歯周病も糖尿病も自覚症状がなく、「サイレント・キラー」と呼ばれています。またどちらも生活習慣病であり、病的要因がある1型糖尿病を除き、予防することが可能です。歯周病を予防し、歯周病と診断された場合はきちんと歯周病治療を受けることが、お口の健康そして全身の健康を守ることになるのです。

当院の歯周病治療についてはこちら

コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

公開日:2020年10月22日

なぜ歯石除去は痛いの?

なぜ歯石除去は痛いの?

虫歯と並び、歯を失ってしまう原因の歯周病。歯周病と診断されびっくりする方もいらっしゃることでしょう。歯周病と診断された場合、歯周病治療が行われますが、歯周病に欠かせないのが歯石除去です。歯石除去を初めて行った方や過去にされた方は、意外な痛みにびっくりされることもあると思います。ではなぜ歯石除去は痛みを伴うのでしょうか。

実感しにくい歯周病。その症状とは?

虫歯と歯周病の大きな違いは、「痛みがあるかないか」です。虫歯は虫歯菌が出す酸により歯が溶けていく病気です。虫歯特有のキーンとした痛みから虫歯を疑い、さらに虫歯が神経に触れると激痛を覚えるため、「虫歯になったから治療しなくては」と治療を受けることと思います。

つまり痛み=虫歯のサインということになります。

いっぽう歯周病は、歯周病菌が出す毒素によって歯ぐきや歯槽骨などといった歯を支える「歯周組織」に炎症を起こす病気です。

虫歯のように歯が溶けるわけではなく、神経に直接触れるものではありません。主症状としては、歯ぐきの腫れと出血です。しかしこの症状は歯肉炎でも起こり、どの年代でも起こりうることなので歯周病のサインであるにもかかわらず、つい見落としてしまいがちになります。

歯肉炎なら適切なブラッシングとプラーク除去で改善できますが、歯周炎へ進行すると、病変が徐々に広がり、歯を支える歯槽骨が吸収され始めてしまいます。

それでもまだ虫歯のような痛みはあまり感じません。しいて言うなら、「歯ぐきが腫れたような、重苦しい痛み、違和感」といったところでしょう。歯周病の末期症状になると、歯槽骨の吸収により歯を支えることができなくなったため歯はグラグラし、保存することが困難になります。歯ぐきに膿も溜まり、非常に不快な悪臭を放ち、相手にイヤな思いをさせてしまうこともあります。

最終的に歯は抜け落ちるか抜歯になり、入れ歯などの補綴が必要となります。

このように歯周病は虫歯と違い、自覚症状がなく進んでいくため、ご自身が歯周病になったという実感がわかりにくいのです。

歯周病と診断されたら?

「歯周病ですね」と言われたら、速やかに歯周病治療を開始する必要があります。虫歯のように痛いわけではないのに治療って、と思うかもしれませんが、歯周病の治療をきちんと行っておかないと、後で大変な目に逢ってしまい、「あのとききちんと治療すればよかった」と後悔することになります。

歯周病治療は、まず「歯石除去」が基本的な治療法となります。歯石除去なくして歯周病治療は成り立ちません。

歯石除去は、超音波スケーラーという器具を使って歯にこびりついた固い歯石を取り除いていきます。歯石が溜まっているとそこへ新たなプラークが溜まり、ますます歯周病菌が活動しやすくなるため、まず歯周病菌の温床となる歯石を丁寧に取り除いていきます。

歯周病ではない方でも、お口の中の健康を維持するために3か月~6カ月に一度は歯石除去が推奨されます。

しかし歯周病と診断された場合、予防の意味を込めた3か月にいちどの歯石除去では症状が進行した歯周病の改善はなかなか難しいと言えます。短い期間でしっかりと歯石を取り除き、歯周病の進行を食い止める必要があります。

歯石が歯の表面だけではなく、歯の根元にも付着していることが認められると「SRP」という処置が必要になります。SRPとは「スケーリング・ルート・プレーニング」の略で、歯ぐきの中から侵入した歯周病菌によって歯の根元に付いた歯石を主導の器具で取り除く治療の事です。

SRPと併用し、お口の中の細菌の数によっては「歯周内科」と呼ばれる内科的治療も併用されることがあります。これはお口の中の細菌を減らすために抗菌剤を服用し、歯周病を内側から改善することを目的とした治療です。

それでも改善があまり見られない場合、歯ぐきを切開して目に見える内部の歯石を取り除く「フラップオペレーション」という外科処置を行うこともあります。

歯石除去が痛い!どうして?

歯石除去のチクチクした痛みがとても苦手と言う声をよく聞きます。虫歯のようにキーンとした痛みとはまた違い、歯ぐきのキワを触ることで針をさしたような痛みが施術中続くことで、歯石除去が苦手という意識を持たれるのだと思います。

ではこの痛みはなぜ起きるのでしょうか。それは「歯ぐきが腫れているから」です。健康な歯ぐきは歯石除去を行っても痛みは感じません。むしろ心地良ささえ覚え、施術中に寝てしまう方もいます。

しかし歯ぐきが腫れている状態で歯石除去を行うと、当然痛みを感じます。歯ぐきに限らずどの部位もそうですが、腫れている部分を触ると痛みを感じます。そこへ先が少し尖ったものを当てるだけで、痛みをよりはっきりと感じてしまうことでしょう。それと同じです。

逆に言うと、腫れていない歯ぐきでは歯石除去は痛みを感じません。痛みを感じるのは歯周病が悪化しているからなのです。

この痛みは歯周病治療を受けないと改善しません。歯石除去なくして歯周病治療はありえないのです。

最初は痛みを伴ってイヤだな、と思っていても、歯周病治療でだんだん歯ぐきが引き締まってくると、歯石除去の際の痛みも感じなくなってくるものです。

歯周病で大切な歯を失ってしまわないためにも、歯周病と診断されたらきちんと歯石除去などの歯周病治療を受けるようにしましょう。

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コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

公開日:2020年10月14日

子どもの頃からお口の環境を整えておくことの大切さ

子どもの頃からお口の環境を整えておくことの大切さ

小さなお子さんをお持ちの方は、ご自身のこと以上にお子さんの歯の健康や歯並びが心配になるのではないでしょうか。小さなお子さんの歯はまだまだ未熟で、虫歯リスクが高い状態です。

また歯並びも、遺伝だけで決まるわけではありません。小さいうちからお子さんの口腔内の環境が、その後の歯の健康に大きく関わるのです。

虫歯になりやすい乳歯

赤ちゃんのお口の中に可愛らしい乳歯が顔を出し始めるのは、生後半年くらいからです。そこから少しずつ乳歯が生え、3歳半くらいまでにすべての乳歯が生え揃います。

その下には永久歯のタマゴがあり、少しずつ永久歯として成長し、時期がくると永久歯へと生え変わって乳歯の役目を終えます。

乳歯は上下合わせて20本で、永久歯と比べて小ぶりで乳白色です。乳歯はエナメル質が薄く、酸にとても弱いためにすぐ虫歯になりやすい、デリケートな歯です。

そのため乳歯が虫歯になると、あっという間に進行してしまいます。

ぱっと見ても茶色くなっている、穴が開いているのが目で確認しやすいため虫歯になったとわかりやすいのが特徴です。

また虫歯になっていても、痛みが出ない限りお子さんはあまり自分から痛みを訴えません。

お子さんが「歯が痛い」と泣きながら訴えたころは、虫歯がかなり進行しているケースが多いのです。

当然、お子さんは泣いて治療を嫌がるでしょう。暴れるお子さんを無理矢理抑えて治療をすることはできますが、歯医者さんへの恐怖心を抱いてしまいます。

また治療そのものをさせてくれないお子さんもいます。何もできずそのまま帰る→ますます痛くなって泣く→歯医者へ連れて行って大泣きで何もできない→また痛みが増す・・・こういった負のスパイラルが繰り返されると、お子さんがとても可哀想です。

乳歯は酸に弱いため、一本の虫歯だけでは済まない場合が多く、小さな虫歯がいくつか見つかるケースが多いのも特徴です。

乳歯は抜けるから大丈夫!ではありません・・・!

「でもどうせ乳歯は抜けるし、そんな心配いらないんじゃない?」と思われる親御さんが多いのも事実です。

確かに乳歯は永久歯が生えると抜け落ちます。虫歯になっている乳歯も抜け、乳歯の役目を終えます。

しかし、乳歯の時代に虫歯が多かったお子さんは、永久歯になって虫歯リスクが高くなります。

と言うのも、いちどお口の中に棲みついた虫歯菌は、お口の中からいなくならないためです。

特に乳歯がひどい虫歯だった場所は、その部分の永久歯が虫歯になる可能性があります。乳歯の根っこの部分に細菌が溜まり、すぐ下にある永久歯が虫歯になりやすくなるのです。

永久歯が生えてきたらケアをきちんとすればいい、と思っていたにもかかわらず、生えてきた永久歯がすぐに虫歯になると、「なぜ!?」とびっくりすると思います。

これは乳歯時代の虫歯が大きく関わっていると考えてよいでしょう。

永久歯の歯並びにも影響します

乳歯の虫歯は永久歯の歯並びにも影響します。

ひどい虫歯の場合、乳歯でも抜歯することがあります。これでお子さんは歯の痛みから解放されますが、将来の永久歯の歯並びに影響が出る可能性が非常に高くなってしまいます。

乳歯は永久歯が生えてくることで抜けますが、まだまだ永久歯が生える気配がないうちに抜歯すると、両隣の乳歯が倒れてきてスペースが狭くなりす。

その結果、永久歯が生えるときにはスペース不足となり、本来の歯列からはみだして並ばざるをえないため、ガタガタの歯並びになってしまうのです。

骨格的に顎が小さいために永久歯列が乱れるのは仕方ありませんが、十分なスペースがある状態で乳歯の抜歯によって永久歯の歯並びが悪くなった場合、お子さんのお口の中の管理不足が原因と言わざるを得ません。

乳歯時代のお口の管理は、その後の歯の健康や歯並びに重大な影響を与えることを、保護者の方はしっかりと認識しておきましょう。

なお乳歯の歯列が隙間なくキレイに整っていると、将来の永久歯の歯列もきれいに決まっている!とその後の永久歯列に期待をするかもしれません。しかし残念ながら、このようなケースは永久歯の歯列が悪くなる場合がほとんどです。

と言うのも、永久歯は乳歯よりも大きいため、すき間がないとスペースが足らなくなってしまうからです。これは致し方ありませんが、お子さんの歯を虫歯から守ってあげるようにしてあげましょう。

虫歯になりにくい食生活のほかに、顎の成長を促すよう、前歯で固いものをしっかり噛む練習をさせてあげると良いでしょう。その上で歯列矯正を行ってあげるのがベストだと思います。

お子さんのお口の健康を守ってあげましょう

小さなお子さんは、自分で歯やお口の健康管理はできません。

乳歯や生えたばかりの永久歯はとても未熟なため、しっかりと管理してあげましょう。

甘いものを与え過ぎない、仕上げ磨きはきちんとしてあげるのはもちろん、大人同様に定期検診を受診し、虫歯の有無やフッ素塗布などでお子さんのお口の中を守ってあげて下さい。

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コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

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