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公開日:2021年2月28日

歯周病に気づきにくい、タバコの害について

歯周病に気づきにくい、タバコの害について

 

喫煙の、体の健康への悪影響は言うまでもなく皆さんご存じでしょう。悪害しかないタバコですが、お口の健康へも大きく関わります。タバコによるお口への影響と言うと、口臭やヤニがたくさん付いた茶色い歯、と言うイメージが強いと思います。しかしタバコは見た目やエチケットだけでなく、歯周病にも大きく関わります。

 

歯を失うリスクが高い歯周病と喫煙習慣がなぜ関係するのか、注目してみました。

 

なぜ歯周病かも?と気付くのか

歯周病は、歯周病菌が出す毒素によって歯ぐきや歯槽骨といった歯周組織に炎症が起きる病気です。虫歯は歯が溶ける病気ですが、歯周病は歯ぐきの病気です。そのままにしておくと炎症が進み、歯を支える歯槽骨まで炎症が広がってしまいます。炎症が広がると歯槽骨が吸収され、歯を支えられなくなってグラグラになり、最後には抜け落ちてしまうか抜歯になってしまいます。

 

歯周病の初期症状は、歯ぐきの腫れと歯磨き時の出血です。歯肉炎でも歯ぐきの腫れと出血は起こりますが、歯周病になると、歯周病特有の症状が現れ始めます。

 

歯磨きの時に血が出たり、歯ぐきがぶよぶよする、何となく重い感じがするなど、違和感を感じることでお口の中に何かトラブルが起き始めていることを察知することと思います。

 

歯ぐきの腫れと出血。この2つの症状が歯周病のサインだと言えます。

 

喫煙習慣が歯周病発見を遅らせるのはなぜ?

 

上で述べたように、歯周病は歯ぐきに炎症が起こり、歯ぐきが腫れて出血することで「何かおかしいな」と気付きます。

 

ところが喫煙習慣のある人は、歯周病になっていても気付きにくいのです。そのため歯周病がある程度進行し、歯槽骨が吸収されて歯が揺れ動き始める頃で初めて異変に気付く人がほとんどです。

 

ではなぜ喫煙習慣は歯周病を気付きにくくするのでしょうか。

 

 

歯周病におけるタバコの害について

歯周病にとって、タバコは非常にリスクが高いもので、体への影響とともに危険因子の代表であると言われています。その代表が、ニコチンです。

 

歯ぐきには、常に血液や酸素など栄養素が届けられています。ところがタバコを吸ていると、タバコに含まれているニコチンの影響で血流の流れが悪くなります。歯ぐきに十分な酸素や栄養が行き届かなくなってしまいます。

 

そのため歯周病の初期症状である歯ぐきの腫れや出血の症状があまり起こりません。そのため実際は歯周病に罹患しているにもかかわらず、歯周病に気づきにくいのです。

 

もうひとつは、免疫力の低下です。

 

タバコに含まれる有害物質は免疫力を低下させると言われています。免疫力は体の健康を維持するためにとても大切で、体の中に入ってきた細菌やウイルスと戦う働きを持っています。

 

しかし免疫力が低下すると、風邪を引きやすくなったり傷口が治りにくくなったりと、体の抵抗力が失われてしまいます。

 

これと同じように、お口の中に存在する歯周病菌という細菌と戦うためには、歯ぐきが健康な状態であることが欠かせません。健康な歯ぐきを維持するには、十分な酸素や栄養素が必要不可欠です。

 

しかしタバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、歯ぐきに酸素や栄養素を吸収できません。その結果、細菌と戦うための白血球が減少し、歯周病に罹患しやすくなってしまうのです。

 

さらにやっかいなことは、タバコを吸う人は歯周病になりやすいだけでなく、急速に症状が悪化しやすい稽古があるのです。

 

喫煙習慣は虫歯とはそれほど関連性は深くありませんが、歯周病にとても深く影響しており、歯周病治療をしても治りにくい傾向があると言われているのです。

 

まさに百害あって一利なし、です。

 

 

まずは禁煙から始めましょう

 

タバコと歯周病の関連性についてお話しました。タバコは本当に悪害しかありません。体の健康はもちろん、歯周病という怖い病気に関しても、これほどまで悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

長年の喫煙習慣をすぐに止めることはなかなかできないと思います。中には歯の健康よりも、タバコの楽しみを優先する人もいるかと思います。

 

しかし歯は失ってはじめてその有難さを感じるものです。もし歯周病が原因で歯を全部失うことになったら・・・?総入れ歯になると、食べることに大変くろうします。また歯周病でグラグラの歯では、よく噛めません。食べる楽しみや健康維持など、全てを失わせる歯周病は、予防が肝心です。

 

喫煙習慣のある方は、まず禁煙から始めましょう。いきなり禁煙はストレスが溜まると思います。しかし、歯周病を予防し、悪化させないためにはタバコを止めるほかにありません。どれだけ歯周病治療を行っても、悪の根源であるタバコを止めないと、意味がないのです。

 

お口の健康は、全身の健康に直結します。歯周病は歯を失う大きな原因であり、喫煙習慣はそのリスクをさらに深めてしまうのです。

 

まずは禁煙、というと愛煙家にはハードルが高いかもしれませんが、これを機会に禁煙に取り組んでみましょう。

 

 

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公開日:2021年2月18日

詰め物や被せ物が外れてしまう原因とは?

詰め物や被せ物が外れてしまう原因とは?

虫歯治療で削った部分を修復するには、レジンや詰め物、神経を取った歯には被せ物が使われます。しかし虫歯治療を終え、歯科素材で修復したはずの詰め物や被せ物が外れてしまうことがあります。虫歯治療をした歯は治っているのになぜ?と思うかもしれませんが、詰め物や被せ物が外れるということは、何か問題が起きているということなのです。

 

では詰め物や被せ物が外れてしまうのは、どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。

 

詰め物や被せ物が外れてしまう原因とは?

 

1.歯と修復物の不適合

まず考えられる原因として、歯と修復物が合っていない、つまり不適合のため詰め物や被せ物が外れてしまうことが挙げられます。

 

虫歯になると、まず虫歯の部分を取り除かなくてはいけません。そのためには歯を削る必要があります。ほんの小さな穴なら削る範囲も狭く、白いレジンを詰めることで修復できます。しかしレジンでも、前歯や奥歯など噛むことが多い場所はレジンが取れてしまうことがあります。

 

また神経に近い場合や完全に神経まで進行した虫歯の場合は詰め物を、根管治療を行った歯は被せ物を被せて削った部分を修復します。この際、歯と修復物の形成や適合が悪いと外れてしまうことがあるのです。

 

本来、歯と人工的に作った修復物はどんな精巧に作製しても完璧に適合するわけではありません。例えば部屋の壁紙で考えてみましょう。模様のつなぎ目や貼り方も完璧で、どこからどう見ても修復したとは思えない、新品そのものに見えても、人工的に修復したものは必ずそこから綻び始めます。数年後にその壁紙がはがれてきたところは、必ず修復した部分からなのです。

 

歯の治療でも同じことが言えます。どんなに精巧に精密に作製された技工物であっても、いずれは取れてしまうものであり、どんなに優れた修復物でも天然の歯には決して適わないのです。

 

2.修復物の下の再発虫歯

 

被せ物が外れるもうひとつの原因は、虫歯の再発です。被せ物の不適合よりも、虫歯の再発によって修復物が外れるほうが圧倒的に多いと言えます。

 

虫歯治療を終えた歯は再び虫歯になる率が高く、被せ物の下で虫歯が再発することにより、被せ物が外れてしまいます。

 

これは修復物の適合と少し重なりますが、特に保険診療の場合、使用できる素材に限りがあります。その代表が、金銀パラジウム合金を使った詰め物や被せ物です。金属は歯との適合性が良くなく、歯と詰め物、被せ物との間にわずかな段差が生じます。

 

そこから虫歯菌を含んだ唾液が入り込んで、内部に虫歯を作ります。特に神経を取った歯は痛みを感じないため、被せ物がポロっと取れて初めて内部が虫歯になっていることに気付くことが多いのです。

 

金銀パラジウムやレジン、CAD/CAM冠といった素材を使った被せ物は、周りにプラークが付きやすいのも虫歯の再発を招く大きな原因です。オールセラミックなどセラミック素材は滑らかでプラークが付きにくく、歯との密着性も優れていますが、レジンや金銀パラジウムは表面がザラザラしていること、適合性に劣ることから二次カリエスになりやすい素材であることがわかります。

 

詰め物や被せ物の下で再発した虫歯は再治療が必要になります。再治療が必要と言うことは、歯を削ることになります。歯を削った穴が大きくなるため、レジンで済んでいたものが詰め物になり、詰め物で何とかなっていたものが被せ物になる・・・というふうに、再治療すると前よりも歯を削るため、当然穴は大きくなり、その分修復する範囲は広くなってしまいます。

 

そして気を付けておかなければならないのが、再治療した歯は再び二次カリエスの可能性が高くなるということです。再治療を繰り返すごとに歯はどんどん削られ、最終的に被せ物で対処できず、抜歯が避けられない状況になります。

 

このように、詰め物や被せ物が外れてしまうもうひとつの原因は、虫歯の再発によるものが大きく関係しています。

 

詰め物や被せ物が外れないようにするためには?

 

詰め物や被せ物が外れてしまうのを避けるには、どうすればいいでしょうか。

 

虫歯の再発ではなく、歯と修復物の不適合によるものが原因の場合、物理的な問題があるためご自身ではどうすることもできないかもしれません。ひとつ提案するとすれば、修復物が外れてしまった際、適合性の良いセラミッククラウンなどを選ぶことです。

 

特に問題がなく、取れてしまった修復物をそのまま再装着することもできますが、長い目で見るとセラミックにすることで耐久性が向上し、二次カリエスのリスクも保険のものよりはぐっと抑えることができるため、メリットが大きいと言えます。

 

そして二次カリエスを少しでも抑えるためには、定期検診を欠かさず受けることです。定期検診ではクリーニングでお口の中をきれいにし、お口の健康を維持させます。被せ物の周りに付着しているプラークを取り除くことで、二次カリエスのリスクは多少なりとも取り除くことができるため、定期検診を欠かさず受診することをお勧めします。

 

また詰め物や被せ物がお口の中にあるということは、虫歯が原因ということです。なぜ修復物が必要になったのか、今後虫歯にならないようにするにはどうすればよいのか、今一度振り返ってみることも大切なのではないでしょうか。

 

 

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公開日:2021年2月16日

ダイレクトボンディングのデメリット|メリットと徹底比較

ダイレクトボンディングは、ハイブリッドセラミックという素材を歯に詰めていく治療法です。

セラミックが配合されているため、天然歯のような自然な色や形を再現できます。

しかし、ダイレクトボンディングにもデメリットが存在します。

今回は、ダイレクトボンディングのデメリットとメリットを比較していきます。

ダイレクトボンディングを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ダイレクトボンディングのデメリット

ダイレクトボンディングには、4つのデメリットがあります。

・経年劣化が起こる
・二次カリエスが起こる
・脱落や破折が起こる
・適応できない部位がある

経年劣化が起こる

ダイレクトボンディングは、「セラミック」と「レジン(プラスチック)」を配合して作られた「ハイブリッドセラミック」と呼ばれる素材が使われます。

セラミックはプラークや歯石などの汚れが付きにくい性質があるため、プラスチック単体よりも劣化は起きにくいです。

しかし、時間経過とともに、変色や着色が起こります。

虫歯と勘違いされることも多いですが、ほとんどが着色や変色による汚れです。

ハイブリッドセラミックの充填部分を中心に、時間の経過とともに黒や茶色の模様が目立つようになります。

ダイレクトボンディングの寿命について

二次カリエスが起こる

二次カリエスとは、虫歯治療を行った歯が再び虫歯になることを言います。

ダイレクトボンディングは、虫歯を削ったり、歯が欠けたりした部分にハイブリッドセラミックを充填する治療法です。

接着技術を使って隙間がないように治療をしますが、どうしても年月とともに自然の歯と充填物の間に隙間が生じやすくなります。

一度でも治療を行うと、この隙間の部分に歯垢がたまり、虫歯になりやすくなってしまいます。

脱落や破折が起こる

ダイレクトボンディングは接着技術を用いて、自然の歯とハイブリッドセラミックを接合しますが、強い衝撃が加わったり、接合部が劣化すると、脱落や破折することがあります。

噛み合わせが悪いことでも脱落する可能性があるため、正しい噛み合わせになるように矯正することが必要です。

適応できない部位がある

ダイレクトボンディングでは適応できない部位も存在します。

ハイブリッドセラミックは、セラミックと比べて強度が落ちるため、強い力がかかる奥歯には適していません。

また、治療する歯の面積が広すぎる場合も向いていません。

基本的には、「小さな虫歯部分」「前歯の隙間や欠け」などの治療に適しています。

適応可能かどうかは、担当医と相談するようにしましょう。

ダイレクトボンディングのメリット

ダイレクトボンディングには複数のデメリットがありますが、メリットもたくさんあります。

・歯を削る量が少ない
・見た目が美しい
・自然の歯と高い親和性
・治療費が安い
・1日で治療が終わる

歯を削る量が少ない

ダイレクトボンディングは、歯を削る量を最小限にすることができます。

セラミックを使った審美歯科治療は、歯を削る量が多く、歯へのダメージも大きいです。

ダイレクトボンディングであれば、虫歯を削った分だけ詰め物をするため、歯へのダメージを最小限にできます。

見た目が美しい

ダイレクトボンディングは、セラミック配合の素材を用いるため、審美性が高く天然歯に近い自然な仕上がりになります。

見た目の美しさにこだわりたい人にオススメです。

自然の歯と高い親和性

ダイレクトボンディングに使われるハイブリッドセラミックは、自然の歯と親和性が高いです。

親和性とは「物質同士の結合が容易である性質」のことです。

ハイブリッドセラミックに含まれるセラミックは、自然歯となじみやすい特徴があるため、ボンディングするときに歯への負担も少なくなります。

治療費が安い

ハイブリッドレジンは保険適用されるため、安価で治療ができます。

ただし、すべての歯に適用されるわけではありません。

「前歯(中切歯や側切歯など)には保険適用されない」、「奥歯(臼歯)には金属アレルギーの方のみが保険適用される」など、条件があります。

保険適用の箇所に関する詳細は、担当の歯科医にご相談ください。

1日で治療が終わる

ダイレクトボンディングは、1日で治療を終えることができます。

型取りをせず、口腔内に直接材料を詰めていくためです。

何度も歯医者に行く必要がないため、時間がない方にオススメです。

まとめ

ダイレクトボンディングは、レジンが混じっているため時間とともに劣化が起きたり、接合部分の隙間箇所が虫歯になりやすかったりするなどのデメリットがあります。

一方で、治療費を安く済ませ、かつ見た目を重視した治療を行えるなどのメリットもあります。

審美性に優れたダイレクトボンディングに興味がある方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

公開日:2021年2月12日

大人の予防治療が必要な理由とは

大人の予防治療が必要な理由とは

 

虫歯がなく、歯周病に悩まされることなく生涯ご自身の歯で食事ができることほど幸せなことはありません。歯は失って初めてその大切さを痛感するものです。生涯ご自身の歯の健康を維持するためには、お口の中の状態を良好にしておく「予防」が必要です。今回は、大人の予防治療の大切さについてお話したいと思います。

 

大人の歯の二大疾患

子どもの頃によく歯医者へ通ってたけど、今では虫歯もなくすっかり歯医者とはご無沙汰、という方はいませんか?確かに歯医者さんと聞くと、子どもが通うイメージがあるかもしれません。また痛みがなければ歯医者へ行く必要もない、と思う方もおられることでしょう。また小さいころからいちども虫歯になったことがなく、歯医者へ行ったことがない、という方もおられると思います。

 

しかし、「自分は歯が丈夫だから虫歯なんてならない」と自信に満ちた方ほど注意が必要です。大人になって歯が痛くないからと言って、決して歯のトラブルがこの先起こらないという保証はどこにもありません。大人だからこそ、歯の健康維持に努めなければいけないのです。

 

大人の歯に起こりやすい疾患その一「歯と歯の間の虫歯」

虫歯と聞くと、子どものイメージが強いのではないでしょうか。しかし虫歯に大人も子どももありません。大人の虫歯の場合、子どもと同じように歯に大きく穴が開いてしまっている虫歯よりは歯と歯の間にむし歯ができるパターンのほうが多く見られます。

 

毎日きちんと歯磨きをしているのに、なんで歯と歯の間にむし歯ができるの?と思うかもしれませんが、これは歯と歯の間に残った汚れが原因です。歯ブラシを使った歯磨きをしていても、歯間はどうしても汚れが残ってしまいます。そこに虫歯菌が寄ってきて酸を出し、虫歯を作り出してしまうのです。

 

小さな歯間の虫歯はレジンで治療することができます。しかし治療した箇所が、何年後かに再発する可能性があります。いちど虫歯菌がお口の中に入ると、その後はずっとお口の中に居続けるため大人になってからも虫歯には注意が必要です。

 

大人の歯に起こりやすい疾患その二「歯周病」

歯周病は、歯ではなく歯を支える組織に起こる炎症です。成人の場合、虫歯よりもむしろ歯周病で歯を失う可能性のほうが高いと言われています。

 

歯周病菌がお口の中にいると、プラークに棲みついて毒素を出し、歯ぐきや歯を支える歯槽骨といった歯周組織に炎症が起こります。最初は歯ぐきの腫れと歯ブラシ時の出血から始まりますが、これは歯肉炎とほぼ同じです。この段階で適切なブラッシングと処置を受けることでほとんどの場合改善しますが、年齢を重ねるにつれ、だんだんと歯周病の兆候が表れ出てきます。

 

歯周病は、虫歯のような強い歯の痛みを感じません。しかし歯ぐきが重い感じがする、といった違和感があります。ここで受診するかしないかで、その後の歯の健康に違いが出てきます。

 

歯周病が進行すると、歯ぐきの腫れや出血だけでなく、歯を支えている歯槽骨に影響が出始めます。歯周病菌により歯槽骨が少しずつ吸収し始め、それまでしっかり支えられていた歯が動くようになります。軽い動揺なら歯ぐきが引き締まることで改善が見込めますが、そのまま症状が悪化すると歯槽骨はどんどん吸収され、骨がなくなって歯を支えることが困難になります。ここまでくると歯を支えられず、グラグラして噛めなくなってきます。

 

歯周病の怖さは糖尿病や脳梗塞など全身疾患にも関わりがあると言われており、虫歯のように一本の歯だけで済まないのが特徴です。一本グラグラの歯があると、他の歯も歯周病の影響を受けることが虫歯との大きな違いです。

 

大人の予防治療は、お口の健康維持に欠かせません

 

では虫歯や歯周病から歯やお口の健康を維持するにはどうすればよいのでしょうか。

 

虫歯治療をすると、その後は同じ個所がまた虫歯になる二次カリエスのリスクが高まります。再治療を繰り返すごとに歯はどんどん削られ、最終的に歯を残すことができなくなるかもしれません。

 

また歯周病は症状が進むと、ほとんどの歯に影響が出てしまいます。これまで虫歯がなかったにもかかわらず、歯周病で歯を残すことができなくなると、一本、また一本と歯を失う可能性が非常に高くなります。

 

その結果、自分の歯で食事を美味しくいただくことが困難となります。歯は失ってはじめて、その有難さを痛感するのです。

 

このようなことにならないためにも、定期的に予防処置を受けることが大切です。予防処置は定期検診と同じ意味合いを持ちます。つまり定期的に歯石除去やクリーニングを受けることで虫歯や歯周病を未然に防ぐ、あるいは症状を悪化させないことが、大切な歯の維持に繋がるのです。

 

痛くないから歯医者に行かない、ではなく「虫歯や歯周病にならないように未然に予防する」という心構えが、将来のお口の健康を大きく左右するのです。

 

失ってからその大切さを痛感するのではなく、未然に予防する意識を身に付けたいものです。

 

 

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公開日:2021年2月4日

ダイレクトボンディングの平均寿命|耐久性が悪くなる要因とは?

今回は、ダイレクトボンディングの寿命についてお伝えします。

本記事での寿命とは、「虫歯や脱落など、何らかのトラブルが出るまでの期間」を示しています。

ダイレクトボンディングの平均寿命は?

ダイレクトボンディングの寿命は4〜6年です。

ダイレクトボンディングには、セラミックとレジンを混ぜ合わせて作られた「ハイブリッドセラミック」という素材が使われます。

セラミックには、「透明感がある」「丈夫」「汚れにくい」といった特徴があり、レジン単体よりも耐久性が上がり、長期間劣化を防ぐことができます。

また、セラミックが含まれることで、審美性も良くなるため、より自然な歯を再現することができます。

レジンの平均寿命

一方、レジンの寿命は2〜3年です。

レジンはプラスチックであるため、「強い衝撃に弱い」「磨耗しやすい」「変色しやすい」といったデメリットがあります。

保険が適用されるため安価で治療できますが、平均寿命はハイブリッドセラミックの約半分になるため、持ちは良くありません。

ダイレクトボンディングの寿命を短くする要因

ダイレクトボンディングの寿命は、歯の状態や日頃のセルフケアによって変わってきます。

ここでは、ダイレクトボンディングの寿命を短くする要因を3つ紹介します。

歯磨きの仕方が悪い

毎日の歯磨きの仕方によって寿命は変わります。

正しい歯磨きをして歯垢を除去できれば、虫歯予防になり、寿命を伸ばすことができます。

歯磨きのみでは、口腔内全体を清潔に保つことは難しいため、フロスやワンタフトブラシなど他のグッツを活用し、適切なケアを心がけてください。

自分の歯磨きの仕方に不安を感じる方は、定期検診の際に、歯科衛生士にケア方法を聞けば直接レクチャーしてくれます。

歯並びが悪い

歯並びが悪いことでも寿命が短くなってしまいます。

理由は、虫歯になりやすくなるためです。

歯並びが悪いと、歯磨きで磨き残しが多くなり、プラークや歯石がたまりやすくなります。

プラークには虫歯菌が住み着いており、砂糖などの炭水化物を栄養にして酸を出し、歯をエナメル質を溶かします。

溶けた部分から虫歯が進行していきます。

ダイレクトボンディングによる詰め物やかぶせ物の寿命を伸ばすためにも、歯並びが極端に悪い場合は矯正治療を並行して進めましょう。

噛み合わせが悪い

噛み合わせが悪いことでも寿命が短くなります。

噛み合わせが悪いと、特定の歯のみに力が加わり、ダイレクトボンディングによって治療した部分に負担がかかり続け、突然欠けてしまうことがあります。

噛み合わせは、以下の生活習慣があることで悪化するため注意が必要です。

・頬杖をつく
・足を組んで座る
・咀嚼が片方に偏っている
・歯ぎしり
・食いしばり

噛み合わせが悪い場合も矯正によって治療なケースがありますので、一度診察してもらいましょう。

まとめ

ダイレクトボンディングの寿命は、平均して4〜6年程度です。

日頃のケアや歯の状態によって寿命は変動するため、適切なメンテナンスを行いましょう。

また、素材の劣化は自分で確認できないため、劣化具合を確認するためにも、定期的に歯科医院で検診を受けるようにしてください。

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コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

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