出っ歯をセラミック矯正で治すメリット・デメリットや費用を解説

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「出っ歯を治したいけど矯正期間中の見た目が気になる」人前にでるお仕事をしている方や出会いの多い学生さんは、口元の印象はとくに気になりますよね。「短期間で出っ歯を矯正できる方法が知りたい」と、即効性のある治療法を探している方も多いのではないでしょうか?

そんな方に知ってほしい選択肢の1つが、歯を動かさずに見た目を整えるセラミック矯正です。セラミック矯正は、出っ歯の原因や程度によって適用できる治療法です。

この記事では、セラミック矯正で出っ歯を治療するメリット・デメリット、費用や治療期間を解説します。

セラミック矯正で治せる出っ歯のケースと治せないケースもご紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

目次

セラミック矯正とは

セラミック矯正は、ご自身の歯を削り、その上にセラミック製の被せ物(クラウン)を装着して歯並びを美しく見せる審美歯科の治療法です。歯を動かす歯列矯正とは異なり、歯そのものの形や向き、色を短期間で変えられるのが特徴です。

たとえば前歯の隙間や軽度の出っ歯などの見た目を、最短2週間〜3カ月程度で改善できます。ただし、セラミック矯正は、歯を動かす治療法ではないため、根本的な噛み合わせ改善をおこなえる治療法ではありません。

関連記事:セラミック治療とは?あなたの歯に合わせた治療法をご紹介

出っ歯はセラミック矯正で治せる?

出っ歯の原因が歯の傾きや形にある軽度なケースである場合、セラミック矯正で見た目を改善できる場合があります。前述にもある通り、セラミック矯正は、歯を動かすのではなく、歯を削って上に被せ物をする治療法です。

そのため、顎の骨格に問題がある重度の出っ歯や、歯並び全体が大きく乱れている場合は適用できません。セラミック矯正で出っ歯矯正を検討する際は、歯科医師にご自身の出っ歯にセラミック矯正が適用できるかをご相談ください。

関連記事:セラミック矯正で出っ歯は治らない?費用や治療期間を紹介

セラミック矯正で治せる出っ歯のケースと治せないケース

以下では、セラミック矯正で治せる出っ歯のケースと治せないケースを解説します。

セラミック矯正で治せる出っ歯のケース

セラミック矯正で治せる出っ歯のケースは、以下の4つです。

  • 前歯が少しだけ傾いて生えている
  • 前歯が突出しており隙間も空いている
  • 歯列矯正後にわずかに後戻りしてしまった
  • 骨格ではなく歯の並び方だけが問題である

1つずつご紹介します。

前歯が少しだけ傾いて生えている

前歯がわずかに傾いている程度の軽度な出っ歯は、セラミック矯正が適応可能なケースです。骨格には問題がなく、歯の角度だけが少し前方に出ている場合、その歯を削って被せ物で角度を修正できます。

前歯がわずかに傾いている程度の軽度な出っ歯は、歯の根を動かす必要がないため、短期間で見た目を整えられますが、歯を削る量は傾きの程度によって変わってきます。健康な歯を大きく削るのに抵抗がある場合は、慎重に治療法を検討しましょう。

前歯が突出しており隙間も空いている

前歯が少し出ていて、歯と歯の間に隙間があるすきっ歯の状態も、セラミック矯正で改善できる場合があります。セラミックの被せ物を作る際に、歯の角度を内側に入れるだけでなく、横幅を大きめに設計するとすきっ歯も改善できます。

前歯が少し出ていて、すきっ歯にもお悩みの場合は、歯の傾きと隙間の両方を同時に解消できるセラミック矯正を視野に入れてみましょう。

歯列矯正後にわずかに後戻りしてしまった

歯列矯正が終わったあとに、保定装置(リテーナー)の使用を怠り、前歯が少しだけもとの位置に戻ってしまったケースにもセラミック矯正で対応できます。セラミック矯正は、大掛かりな再矯正をおこなうのではなく、気になる部分だけをセラミック矯正で手早く修正したい方や、全体的な噛み合わせに問題がなく、前歯数本の見た目だけをもとに戻したい場合に有効な選択肢です。

ただし、健康な歯を削る処置には違いないため、歯科医師と一緒に慎重に検討しましょう。

骨格ではなく歯の並び方だけが問題である

単純に歯の生え方や並び方だけに問題がある出っ歯は、セラミック矯正で対応できる場合があります。出っ歯の原因が顎の骨格のズレではないため、審美治療であるセラミック矯正でも十分に出っ歯を改善できます。

精密検査の結果、原因が歯だけに限定されると診断された場合は、セラミック矯正での治療も効果的です。

セラミック矯正で治せない出っ歯のケース

セラミック矯正で改善できない出っ歯は、以下の4つのケースです。

  • 顎の骨格そのものが前に突出している
  • 歯並びが全体的にガタガタと乱れている
  • 上下の歯が正しく噛み合っていない
  • 歯を支える歯茎や顎骨が弱っている

それぞれ解説します。

顎の骨格そのものが前に突出している

顎の骨格そのものが原因の出っ歯は、セラミック矯正で根本的に治すのは不可能です。セラミック矯正は、歯の表面を削って被せ物をする治療法であり、歯の根やそれを支える骨の位置は変えられません。

上顎の骨全体が前に出ているような骨格性の出っ歯の場合、見た目をある程度ごまかせても、口元の突出感は残ります。顎の骨格そのものが原因の出っ歯は、歯列矯正や外科手術を併用した治療が必要です。

歯並びが全体的にガタガタと乱れている

出っ歯だけでなく、歯並び全体が大きく乱れている場合、セラミック矯正だけで対応するのは困難です。セラミック矯正は、前歯数本の角度や形を修正するのに適した治療法になります。

歯が重なり合っている場合やねじれている場合に、すべて被せ物で対応しようとすると、不自然に大きな歯になったり、健康な歯を過剰に削ったりする必要があります。全体の歯並びを整えるには、歯列矯正がおすすめの選択肢です。

上下の歯が正しく噛み合っていない

正しい噛み合わせができていない出っ歯は、セラミック矯正では改善できません。セラミック矯正は、あくまで見た目を美しく整えるのが目的であり、機能的な噛み合わせを治す治療ではありません。

出っ歯によって奥歯がしっかり噛めていない場合、見た目だけを優先して前歯に被せ物をすると、さらに噛み合わせのバランスが崩れるリスクがあります。全体の噛み合わせを考慮した治療計画が、長期的なお口の健康には重要です。

歯を支える歯茎や顎骨が弱っている

歯周病で歯を支える歯茎や骨が弱っている場合、セラミック矯正をおこなうのは危険です。セラミックの被せ物は、ご自身の歯の根が土台となって支えられています。

土台である歯茎や骨が歯周病によってダメージを受けていると、被せ物をしてもすぐにグラグラになったり、最悪の場合、歯ごと抜け落ちてしまったりするリスクがあります。まずは歯周病の治療を優先し、健康な土台を取り戻すのが大切です。

出っ歯をセラミック矯正で治すメリット

出っ歯をセラミック矯正で治すメリットは、以下の5つです。

  • 短期間で完了する
  • 歯の色や形もきれいにできる
  • 矯正装置が不要で目立たない
  • 後戻りの心配がない
  • 継続的な痛みが少ない

1つずつご紹介します。

短期間で完了する

出っ歯をセラミック矯正で治すメリットは、治療期間が短く完了する点です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正が年単位の時間を要するのに対し、セラミック矯正は歯を動かさないため、最短2週間〜3カ月ほどで治療が終わります。

セラミック矯正は、結婚式や就職活動など、大切なイベントに向けて急いで口元の見た目を整えたい方にとっては魅力的な選択肢です。

すぐに結果を出したい方には、セラミック矯正での治療が向いてます。

歯の色や形もきれいにできる

歯並びだけでなく歯の色や形も同時に美しく整えられるのが、出っ歯をセラミック矯正で治すメリットです。セラミック矯正では、患者さんの希望をもとにセラミックの被せ物を作製するため、歯の色を自然な白さにしたり、歯の大きさを整えたり、すきっ歯を埋めたりといった調整が自由におこなえます。

歯並びの改善と同時に、理想的な歯のデザインを手に入れられるのは、審美歯科治療のセラミック矯正ならではのメリットです。

矯正装置が不要で目立たない

セラミック矯正は、ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を一切装着する必要がないため、治療中も目立ちません。一般的な歯列矯正では、長期間にわたり歯の表面に装置を付ける必要があり、見た目が気になる方も多いです。

一方、セラミック矯正は歯を削って被せ物をする治療のため、普段通りの生活を送れます。セラミック矯正は、周囲の人に気づかれずに、口元のコンプレックスを解消したいと考える方におすすめです。

後戻りの心配がない

セラミック矯正で整えた出っ歯は、治療後にもとの位置へ戻ってしまう後戻りの心配がありません。歯列矯正は、時間をかけて動かした歯がもとの位置に戻ろうとするのを防ぐため、治療後も保定装置を使い続ける必要があります。

しかし、セラミック矯正は歯を動かすのではなく、削った歯に固定された被せ物で見た目を改善する方法なため、後戻りのリスクはなく、治療後の長期的な管理の負担が少ないです。

関連記事:出っ歯の矯正後に後戻りする原因と対策を解説

継続的な痛みが少ない

出っ歯のセラミック矯正は、歯列矯正で生じるような継続的な痛みが少ないのが特徴です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの歯を動かす治療では、装置の調整後に数日間、歯が浮くような痛みが定期的に発生します。

一方、セラミック矯正は歯を削る際に麻酔を使用するのはもちろん、治療後に痛みを感じる期間はほとんどありません。セラミック矯正は歯を動かすプロセスがないため、痛みに対して不安がある方でも、治療期間を快適に過ごしやすいです。

出っ歯をセラミック矯正で治すデメリット・リスク

出っ歯をセラミック矯正で治すデメリット・リスクは、以下の5つです。

  • 健康な歯を削る
  • 神経を抜く必要がある
  • 虫歯や歯周病のリスクが高まる
  • 噛み合わせが悪化する可能性がある
  • セラミックは一生ものではない

それぞれ解説します。

健康な歯を削る

出っ歯をセラミックで矯正するデメリットは、被せ物をするために健康な歯を削る点です。セラミック矯正は、歯列矯正のように歯を動かすのではなく、歯の形や向きを人工的に変えるため、虫歯でもない歯の表面を全体的に削る必要があります。

一度削ってしまった歯は二度ともとの状態には戻りません。歯は削るほどにもろくなり寿命が短くなる傾向があるため、セラミック矯正は、将来的なリスクを伴う処置だと理解しておきましょう。

神経を抜く必要がある

出っ歯の角度をセラミック矯正で大きく変える場合には、歯の神経を抜く処置が必要になる場合があります。セラミック矯正で歯をたくさん削ると、中心部にある神経に近づきすぎてしまうため、あらかじめ神経を取り除いて、治療後の激しい痛みを防ぎます。

セラミック矯正で神経を抜いた歯は、栄養が行き渡らなくなって脆くなり、将来的に歯が割れたり欠けたりするリスクが高まる点を覚悟しなければなりません。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

出っ歯をセラミックで矯正すると、虫歯や歯周病のリスクを高めるリスクがあります。人工の被せ物とご自身の歯との境目に、微細な段差ができるのが、虫歯や歯周病リスクを高める原因です。

段差に汚れや細菌が溜まりやすくなり、被せ物の下で虫歯が進行したり、歯周病が悪化したりするリスクがあります。とくにセラミック矯正で神経を抜いた歯は痛みを感じないため、気づいたときには手遅れになっているケースも少なくありません。

噛み合わせが悪化する可能性がある

出っ歯をセラミックで矯正すると、見た目の美しさを優先するあまり、全体の噛み合わせが悪化するリスクがあります。セラミック矯正は歯を動かすわけではないため、本来の歯並びに合わせた精密な噛み合わせの調整は不得意です。

無理に見た目だけを整えると、一部の歯に過度な負担がかかったり、うまく食べ物が噛めなくなったりする場合があるため注意が必要です。

セラミックは一生ものではない

セラミックの被せ物は、残念ながら一生使えるものではありません。一般的にセラミックの寿命は10年〜15年ほどといわれており、経年劣化で変色したり、強い衝撃で欠けたり割れたりするリスクがあります。

また、年齢とともに歯茎が下がると、被せ物と歯の根元の境目が目立ってくる場合もあります。その際には費用と時間をかけて被せ物を作り直す必要があり、再治療のたびに歯をさらに削る必要があるのです。

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セラミック矯正以外に出っ歯を治す治療法

セラミック矯正以外に出っ歯を治す治療法は、以下の3つです。

  • ワイヤー矯正
  • マウスピース矯正
  • 外科的矯正治療

1つずつご紹介します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯にブラケットといった装置とワイヤーを取り付けて歯を動かす方法です。歯を1本1本精密に動かすのが得意で、重度の出っ歯をはじめ、幅広い症例に対応できます。

ワイヤー矯正で出っ歯を治療する際は、歯をうしろに下げるスペースを作るために抜歯を伴うケースもあるため、治療計画について事前に歯科医師と十分に話し合いましょう。

関連記事:ワイヤー矯正で出っ歯は治せる?矯正費用や期間を解説

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明で取り外しが可能なマウスピース型の装置を定期的に交換し、少しずつ歯を動かしていく治療法です。装置が目立たないため、周りの人に矯正していると気づかれにくいのがメリットです。食事や歯磨きの際には自分で取り外せるため、衛生的でもあります。

ただし、1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が治療結果を左右するのがマウスピース矯正の特徴です。抜歯が必要な重度の出っ歯には、適用できない場合もあります。

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外科的矯正治療

外科的矯正治療は、顎の骨格そのものに大きなズレがある場合におこなう、外科手術を伴う治療法です。手術で顎の骨を切り、正しい位置へ動かして固定するため、出っ歯や顔の歪みの原因を骨格から改善できるのが特徴です。

入院が必要で身体的な負担はかかりますが、一定の条件を満たせば健康保険が適用される場合があります。

出っ歯を治すセラミック矯正と歯列矯正の違い

出っ歯を見た目だけ改善するか、根本的に改善するかが、セラミック矯正と歯列矯正の違いです。セラミック矯正は、歯を動かさずに表面を削り、その上にセラミック製の被せ物をして見た目を整える審美治療です。

一方で歯列矯正は、ワイヤーやマウスピースなどの装置でゆっくり力を加え、歯そのものを正しい位置へ移動させて歯並びや噛み合わせを改善できます。治療の根本的なアプローチ法が異なるのが、セラミック矯正と歯列矯正の違いです。

出っ歯の矯正にかかる費用と治療期間|セラミック矯正と歯列矯正の比較表

以下は、出っ歯の矯正にかかる費用相場と治療期間を比較した表です。

費用相場 治療期間
セラミック矯正 1本 約5万~20万円 約2週間~3カ月
ワイヤー矯正 全体矯正 約60万~170万円 約1年~3年
部分矯正 約30万~70万円 約3カ月~1年
マウスピース矯正 全体矯正 約60万~120万円 約1年~3年
部分矯正 約20万~60万円 約3カ月~1年
外科矯正

(保険適用)

下顎のみ 約30万円 約2年~3年
上下顎 約40万~50万円

セラミック矯正や歯列矯正は自由診療のため、歯科医院や使用する素材によって費用は異なります。正確な費用は各歯科医院にお問い合わせください。

出っ歯矯正で自分に合った治療法の選び方

出っ歯矯正で自分に合った治療法の選び方は、以下の5つです。

  • 出っ歯の原因が何かによって選ぶ
  • 治療期間や費用など何を優先したいか決める
  • 矯正中の見た目を考慮する
  • 各治療法のメリット・デメリットを比較検討する
  • カウンセリングで歯科医師としっかり相談する

それぞれ見ていきましょう。

出っ歯の原因が何かによって選ぶ

出っ歯矯正で自分に合った治療法を選ぶには、まず出っ歯の原因を正確に把握するのが大切です。出っ歯の原因は、歯の傾きだけが問題の歯性のものと、顎の骨格の位置関係が原因の骨格性のものに分けられます。

歯性の場合は歯列矯正やセラミック矯正が選択肢になりますが、骨格性の場合は外科手術を伴う矯正が必要になる場合があります。自己判断はせず、歯科医院でレントゲン撮影などの精密検査を受け、ご自身の出っ歯の原因を明らかにするのが、自分に合った治療法選びのポイントです。

治療期間や費用など何を優先したいか決める

治療法を選ぶ際は、ご自身が何を最も優先したいのか、価値観を明確にしておくのが大切です。たとえば、とにかく早く見た目を改善したい場合、数カ月で完了するセラミック矯正がおすすめです。

一方で、費用を抑えつつ根本的に歯並びを治したい場合、時間はかかりますが歯列矯正が向いています。結婚式や就職活動などのイベントに向けて、あるいは仕事の都合なども考慮し、ご自身のライフプランと照らし合わせながら、優先順位をもとに治療法を検討しましょう。

矯正中の見た目を考慮する

治療中の見た目が気になる方は、目立ちにくい矯正方法を選ぶのがおすすめです。セラミック矯正は歯に装置を付けないため、治療期間中の見た目を気にする必要はありません。

歯を動かす歯列矯正のなかでは、歯の裏側に装置を付ける裏側矯正や、透明なマウスピースを装着するマウスピース矯正がおすすめです。ただし、裏側矯正やマウスピース矯正は、一般的な表側のワイヤー矯正に比べて費用が高くなる傾向があります。

ご自身の希望と予算のバランスを考えて治療法を選択しましょう。

各治療法のメリット・デメリットを比較検討する

各治療法のメリットとデメリットを正しく理解し、比較検討するのが後悔しない選択につながります。セラミック矯正は、治療期間が短く、歯の色を調整できるのがメリットですが、健康な歯を削るといったデメリットがあります。

一方、歯列矯正は、自分の歯で根本的に治せるのがメリットですが、治療期間が長く、装置に対して違和感がある点がデメリットです。どちらか一方が優れている治療法ではないため、ご自身の価値観に合うのはどちらかしっかり考えましょう。

カウンセリングで歯科医師としっかり相談する

治療法の決定は、専門家である歯科医師とのカウンセリングをもとにおこなってください。インターネットの情報だけで判断せずに、精密検査の結果をもとにしたプロの診断を受けるのが重要です。

カウンセリングでは、ご自身の希望や不安な点をすべて伝え、納得できるまで質問しましょう。複数のクリニックで話を聞き、セカンドオピニオンを参考にするのも有効です。

信頼できる医師と相談しながら、二人三脚で治療法を決めていくのが矯正を成功させるポイントです。

まとめ

セラミック矯正は、出っ歯の見た目を短期間で美しく整えられる反面、健康な歯を削るデメリットもあります。矯正装置を付けずに早くきれいになれるのは魅力的ですが、費用やリスクを理解し、根本治療である歯列矯正との違いを知っておくのが大切です。

長期的な歯の健康も考え、人前で自信の持てる自然な笑顔を手に入れるためにも、まずは専門の歯科医師へ相談することから始めてみましょう。

当院では、豊富な矯正治療の実績はもちろん、すべてのセラミック治療で3年保証をつけています。セラミック矯正でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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野澤修一

コラム監修者

はぴねす歯科・矯正歯科 石橋駅前クリニック 総院長 野澤 修一
福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」、2022年11月に「尼崎駅前クリニック(兵庫県尼崎市)」を開院。現在は医療法人はぴねすの理事長として4医院を運営。