セラミック矯正は危険?失敗・後悔を防ぐために知っておくべきリスク
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「セラミック矯正が気になるけれど、失敗しないか不安」
と思っている方はいませんか?
確かにセラミック矯正には、多少のリスクが伴います。
セラミック矯正で後悔しないためには、歯科医院選びが重要なポイントです。
そこでこの記事では、以下の内容について解説します。
- セラミック矯正とは?
- セラミック矯正が「危険」と言われる理由
- セラミック矯正を「やらなきゃよかった」と後悔するケース
- セラミック矯正が向いていない人
- 後悔しないためのセラミック矯正のポイント
- セラミック矯正以外の選択肢
本記事を最後まで読むことで、セラミック矯正で失敗しないためにはどうすればいいのかが理解できます。
目次
セラミック矯正とは?
セラミック矯正とは、自分の歯を削った上に、セラミック製の被せ物をして、歯並びを美しくする治療法です。
使用するセラミックは、自然な歯の色や透明感を再現しているので、ワイヤー矯正のように見た目を気にせずに済みます。
また、治療中の痛みはほとんどありません。
セラミック矯正が「危険」と言われる理由
セラミック矯正は、以下の8つの理由から、危険だと言われることがあります。
- 健康な歯を大きく削る必要がある
- 神経を抜くリスクがある
- 虫歯・歯周病の再発リスク
- 歯の寿命が短くなる
- 噛み合わせ・顎関節への影響
- セラミックが割れたり外れたりするトラブル
- 寿命・再治療による費用負担
- 歯茎の変色
それぞれについて、詳しく解説します。
健康な歯を大きく削る必要がある
セラミック矯正を行う際は、健康な自分の歯のエナメル質や象牙質を大きく削らなければいけません。
歯は一度削ると元には戻せないので、健康な歯を削るリスクとセラミック矯正の必要性をしっかり考えて、決断する必要があります。
神経を抜くリスクがある
歯を大きく削る際、場合によっては歯の神経を抜く可能性があります。
神経を抜いた歯は脆くなってしまうので、将来的に歯が折れたり欠けたりする恐れがあります。
虫歯・歯周病の再発リスク
セラミック矯正では、セラミックの被せ物と歯の間にすき間や段差ができるため、汚れが溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
特に歯の神経を抜いている場合は、痛みを感じにくくなるので、虫歯の発見が遅れやすいというデメリットもあります。
歯の寿命が短くなる
健康な歯を削ったり、神経を抜いたりすると、歯が脆くなって寿命が短くなる可能性があります。
また、虫歯や歯周病にもなりやすく、進行すると歯が抜けてしまう恐れもあります。
噛み合わせ・顎関節への影響
セラミック矯正で見た目を重視した治療をすると、噛み合わせに違和感が生じることがあります。
噛み合わせの違和感をそのまま放置すると、顎関節症や頭痛、肩こりなどの症状を引き起こし、日常生活に支障が出ることがあるでしょう。
セラミックが割れたり外れたりするトラブル
セラミックは長年使用していると、割れたり外れたりすることがあります。
特に、噛み合わせが強い人や歯ぎしりをする癖がある人は、一か所に力が加わってしまい、セラミックが破損しやすくなるでしょう。
寿命・再治療による費用負担
寿命や破損によって再治療を行う場合、初期費用と同じくらいの金額が必要です。
セラミックはしっかりケアをした場合でも、寿命は10~20年程度です。
定期的に作り直しが必要なため、経済的に負担を感じる人も多いでしょう。
歯茎の変色
セラミック矯正を行うと、歯茎が黒く変色することがあります。
これは、セラミックの土台に使われている金属が溶けだし、歯茎に付着することが原因です。
また、歯周病などで歯茎が下がると、根元の金属部分が露出して、歯茎が黒く見えることもあります。
セラミック矯正を「やらなきゃよかった」と後悔するケース
セラミック矯正を「やらなきゃよかった」と後悔するケースとして、以下の4つが挙げられます。
- 見た目だけを重視して削りすぎたケース
- 経験の浅い歯科医でトラブルになったケース
- 噛み合わせ不良で痛みが続くケース
- 想定以上の費用が発生したケース
それぞれの理由を詳しく解説します。
見た目だけを重視して削りすぎたケース
見た目の美しさを優先して歯を削りすぎると、「やらなきゃよかった」と思う可能性があります。
特に、神経を抜いて歯が弱くなると、将来歯が抜けてしまうのではと不安になり、後悔につながるでしょう。
経験の浅い歯科医でトラブルになったケース
セラミック矯正を担当する医師の経験値が浅いと、セラミックがうまく適合しなかったり、噛み合わせが悪くなったりする恐れがあります。
これらのトラブルが発生した場合、日常生活に支障をきたしたり、治療に時間がかかったりする恐れがあります。
噛み合わせ不良で痛みが続くケース
セラミック矯正は、歯の形や位置を変える治療なので、調整が不十分になると、噛み合わせが悪くなり、痛みがでる場合があります。
痛みのせいで以前のように食事が楽しめなくなると、セラミック矯正をやらなきゃよかった、と思ってしまうでしょう。
想定以上の費用が発生したケース
セラミック矯正は自由診療になるので、治療費が高額になるケースも少なくありません。
事前に見積もりを出してもらっても、治療の過程で追加の費用が発生する可能性もあります。
後悔しないためには、費用の内訳と、追加費用が発生する可能性があるかをしっかり確認することが大切です。
セラミック矯正が向いていない人
セラミック矯正が向いていない人の特徴は、以下のとおりです。
- 健康な歯をなるべく残したい人
- 歯並び全体を根本的に改善したい人
- 長期間の安定や機能性を重視する人
それぞれの理由を解説します。
健康な歯をなるべく残したい人
セラミック矯正は歯を削る治療なので、自分の歯をなるべく残したい人には不向きです。
特に、健康な歯を削ることに抵抗がある人は、歯を削らない矯正方法を選ぶ方がよいでしょう。
歯並び全体を根本的に改善したい人
セラミック矯正は見た目を整えることに適した治療なので、根本的に歯並びを改善したい人には向いていません。
歯並び全体をしっかり治したい、という場合は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正といった、歯の位置を適切に移動させる歯列矯正がおすすめです。
長期間の安定や機能性を重視する人
セラミック矯正は、破損や経年劣化の恐れがあるので、長期の安定性や機能性を重視する人には向いていません。
特に、定期的なメンテナンスが面倒くさいと考えている人は、セラミック矯正以外の矯正方法を検討した方がよいでしょう。
後悔しないためのセラミック矯正のポイント
セラミック矯正で後悔しないためには、以下の4つのポイントを押さえておくことが大切です。
- 信頼できる歯科医・専門医院を選ぶ
- セカンドオピニオンで治療方針を比較する
- カウンセリングで「削る量」「神経の有無」を確認する
- セラミック矯正以外の選択肢
それぞれの内容を詳しく解説します。
信頼できる歯科医・専門医院を選ぶ
セラミック矯正は、信頼できる歯科医・専門医のもとで行いましょう。
費用の内訳を説明してくれるか、セラミックの材料について解説してくれるか、希望を聞いたうえで治療計画を立ててくれるか、などをしっかり確認することがポイントです。
セカンドオピニオンで治療方針を比較する
セラミック治療を受ける際は、複数の医師からセカンドオピニオンを聞いて、治療方針や費用を比較検討するようにしましょう。
複数の医師からしっかり説明を聞いて、一番納得できるところで治療を受けることがおすすめです。
カウンセリングで「削る量」「神経の有無」を確認する
カウンセリングでは、歯をどれくらい削るのか、また、神経を抜く必要があるのかどうかを確認しましょう。
なぜこれくらいの量を削るのか、なぜ神経を抜く必要があるのかを、きちんと説明し、疑問や不安を解消してくれるところを選べば安心です。
アフターケア・定期検診の重要性を理解する
セラミック矯正を長持ちさせるために、日々のケアや歯科医師による定期検診の重要性をしっかり理解しておきましょう。
通常の歯と同じようにブラッシングやフロスを行い、虫歯や歯周病予防に努めてください。
また、3〜6か月に一度は定期検診を受けて、セラミックや口腔内の状態をチェックしてもらいましょう。
セラミック矯正以外の選択肢
セラミック矯正以外に歯並びを美しくする方法は、以下のとおりです。
- マウスピース矯正(インビザライン)
- ワイヤー矯正
- 部分矯正
- ラミネートベニア
それぞれの内容について解説します。
マウスピース矯正(インビザライン)
マウスピース矯正とは、マウスピース型の装置を装着し、歯並びを整える方法です。
装置は透明なので目立ちにくく、食事や歯磨きの際に取り外しできるのが特徴です。
ただし、マウスピース矯正は、装着時間やメンテナンスといった自己管理が必要です。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる装置を歯に装着して、歯並びを整える治療です。
歯の動きを細かくコントロールできるので、幅広い症例に対応できます。
一方で、装置が目立ちやすい、治療中に痛みが出やすい、といった注意点があります。
部分矯正
部分矯正とは、歯の気になる一部分のみを矯正する方法です。
すべての歯を治療するわけではないので、治療期間が短く、費用を抑えられるというメリットがあります。
ただし、歯を動かせる距離や方向に制限があるので、対応できる症例が限られます。
ラミネートベニア
歯の表面を薄く削って、セラミックでできた薄いシェルを貼り付けて歯の表面を美しく見せる方法です。
歯並びだけでなく、歯の形や色も美しく見せられますが、対応症例は限られており、歯並びを大きく改善することはできません。
まとめ
セラミック矯正で後悔しないためには、治療のリスクをしっかり理解することが大切です。
セラミック矯正は、短い治療期間で歯並びを改善できますが、歯を削らなければいけない、虫歯や歯周病になる可能性がある、などのデメリットもあります。
セラミック治療をやらなければよかった、と思わないためにも、信頼できる歯科医院を選びましょう。
この記事を読んでセラミック治療のリスクについてしっかり理解したうえで、適切な治療を受けるようにしましょう。
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コラム監修者
- はぴねす歯科・矯正歯科 石橋駅前クリニック 総院長 野澤 修一
- 福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」、2022年11月に「尼崎駅前クリニック(兵庫県尼崎市)」を開院。現在は医療法人はぴねすの理事長として4医院を運営。