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親知らずと歯並びの悪さの関係性とは?|はぴねす歯科医院
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公開日:2021年6月9日

親知らずと歯並びの悪さの関係性とは?

親知らずと歯並びの悪さの関係性とは?

歯並びや噛み合わせが悪くなるのはいくつかの原因が考えられます。その中のひとつに「親知らずの存在」が挙げられます。親知らずがあることで、歯並びが悪くなってしまうことがあります。また子どものころに矯正治療で歯並びをきれいにしたのに、また歯並びが悪くなりガタガタになってきた、というケースでも、親知らずが関係していることが考えられます。

では親知らずがあると、歯並びにどのような影響を与えるのでしょうか。

 

トラブルを起こしやすい親知らず

親知らずは「第三大臼歯」と呼ばれ、大臼歯の中でもいちばん奥に位置する歯です。親知らずという呼び方で通っているこの歯は、上下左右4本ありますが、必ずしも全て存在するというわけではありません。4本とも全て生えている人、親知らずが一本もない人、親知らずの存在は認められるけど歯ぐきの中で横向けになっているなど、親知らずのパターンは様々です。

親知らずはトラブルを起こしやすい歯であり、場合によっては抜歯をしたほうがよい歯でもあります。しかし必ずしも親知らず=抜歯というわけではありませんが、お口の中に深刻なトラブルを起こす要素が強いと判断された場合、抜歯をすることが根本的な改善策になるでしょう。

まず最も多いのが、虫歯です。親知らずはいちばん奥に生えているため、歯ブラシが非常に届きにくい場所でもあります。そのため磨き残しが多く、虫歯になることが多いのです。

また親知らずだけの虫歯よりもよくないのが、手前の第二大臼歯が虫歯になることです。親知らずがあることで大切な第二大臼歯が虫歯になってしまうのは、親知らずが虫歯になることよりも悪いケースだと言えます。

また親知らずの周りの歯ぐきが腫れることもよくあります。

こういったトラブルを引き起こしやすいため、親知らずを抜歯したほうがよいと判断されることが多いのです。

 

親知らずがあることで、歯並びにどんな影響が出る?

次に親知らずが歯並びに与える影響についてお話をいたします。では親知らずは歯並びにどんな影響を与えるのでしょうか。最も多いのは、親知らずが横向きに生えており、隣の歯の根を押してしまうことで歯並びがガタガタになるケースです。

特に親知らずが横向きに生えてしまう、あるいは歯ぐきの中で存在してしまうのは、歯並びの乱れに大きく影響します。その原因として、日本人のあごの骨の小ささが考えられます。日本人は骨格的にあごの骨が小さく狭いため永久歯が並ぶスペースが足らず、歯並びがガタガタになりやすい傾向にあります。そのため親知らずもまっすぐに生えず、横向きに生えてしまうことが考えられます。

親知らずは成人後に生えてくるケースが多いため、大人になって歯並びが悪くなってきた、子どものころきれいに矯正したのに、大人になって歯並びが乱れてきた、という方は親知らずが関係しているのかもしれません。

子どものころに矯正治療を終えたのに、大人になって親知らずが生えてきた場合、隣の第二大臼歯を圧迫して歯並びを乱すケースも珍しくありません。後戻りというよりは、親知らずによって歯並びが乱れてきた、ということもよくあるケースです。

 

矯正のためには親知らずの抜歯が必要?

親知らずは、歯としてきちんと機能する場合、あるいは生えていてもお口の中に深刻な影響を与えないケースでは抜歯をしないこともあります。例えば上下左右4本ともきれいに生えており、噛み合わせに影響がないケースなどでは、あえて抜歯は不要と判断されることがほとんどです。

しかしあごの骨が狭く歯並びがガタガタしているうえ、親知らずが生えているケースや虫歯リスクが高いケースでは抜歯をしてから矯正治療に取り掛かることがほとんどです。

また既に矯正治療を終えている方で親知らずの存在が認められる場合、親知らずがあるために再び歯並びが乱れることを予防するために抜歯をすることもあります。

ただし下顎の親知らずがあごの中の神経や血管近くに横たわっている「水平埋伏智歯」の場合、慎重な判断が必要です。というのも、抜歯の時に神経や血管を傷つけてしまうと大量出血やしびれなどを引き起こすことがあるからです。

まずは親知らずがどういった状態であるのか、事前にしっかりとチェックして治療方針を立てることが大切です。

 

歯並びを乱す可能性がある親知らずはよく相談を

親知らずがあることで、歯の健康や歯並びに悪影響を与えるケースはとても多いものです。特に歯並びに関しては、親知らずがあることで歯並びがうまく改善できない、後戻りを引き起こすといったケースが多いため、抜歯をすることが多いでしょう。

矯正治療において親知らずの抜歯を行う場合、タイミングも大切になってきます。まずは担当医とよく相談し、最適な方法で矯正治療を行えるようによく相談しましょう。また親知らずを保存する場合、虫歯にならないようしっかりと歯磨きをしてお口の中の衛生管理をすることも大切です。

 

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