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八重歯の矯正に犬歯の抜歯は必要?|はぴねす歯科医院
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公開日:2021年12月18日

八重歯の矯正に犬歯の抜歯は必要?

八重歯の矯正に犬歯の抜歯は必要?

前回は、八重歯をそのままにしておくことによる影響についてお話をいたしました。可愛らしいイメージを与える八重歯ですが、いざ矯正治療をするとなると、抜歯をしなければいけないのかなど様々な疑問が浮かぶのではないかと思います。

今回は八重歯を矯正治療で治すための抜歯の必要性の有無についてお話をいたします。

矯正治療における抜歯の有無とは?

矯正治療でガタガタの歯並びを治す場合、抜歯をするほうが良い場合と抜歯をしないで済む場合があります。また先生によって治療方針が異なり、歯は抜くべきではない。たとえどのような歯並びであっても歯を抜かずに歯並びを改善する、というポリシーのもと非抜歯矯正を行っておられる先生もたくさんおられ、そのお考えはまさに様々です。

それでも成人矯正の場合、程度にもよりますが一般的には抜歯をして歯並びを整えるのがオーソドックスな方法と考えられています。

それでは基本的に抜歯が行われるのはどういった症状が多いのかをみてみましょう。

叢生

叢生とは、いわゆるガタガタの歯並びのことを言い、歯並びのお悩みの中でも最も多いのではないかと思います。叢生になる原因は、歯の大きさに対して顎が小さく、歯が並ぶためのスペースが不足していることです。二人掛けの椅子に3人が無理に座ると、誰かがはみ出してしまうでしょう。それと同じ原理です。叢生を改善するためには、限られたスペースに歯がきちんと並ぶこと。そのためによく抜歯が必要になると診断されます。

出っ歯

出っ歯も叢生と並ぶ歯並びのお悩みのひとつです。出っ歯の度合いにもよりますが、前歯の突出を改善し、美しい横顔を作り出すためには抜歯をして口元を後方に下げることで、調和のとれた口元を作り出すことができます。

ゴボ口

最近よく目にするお悩みが、上下ともに口元が前方へ出てしまっている「ゴボ口」と呼ばれる不正咬合です。正しく歯「上下顎前突」と言い、もっさりとしたオランウータンのような口元が審美面を下げてしまいます。ゴボ口の多くは抜歯をして、出っ歯と同じように歯を後方へ下げてスッキリとした口元へと導きます。

八重歯は抜歯すべきなのでしょうか

では八重歯の場合はどうでしょうか。八重歯は両方の犬歯が上の方から生えている場合と、片側だけの場合があります。矯正治療で抜歯を行うのは主に4番目か5番目の小臼歯ですが、八重歯を治すための矯正治療を行う場合、犬歯は抜歯するのでしょうか。

八重歯を指している犬歯は歯の中で最も長く丈夫な歯です。また犬歯は噛み合わせにとって非常に重要な役割を持っているため、安易に抜歯することはお勧めできません。

ただ矯正治療を行う際に犬歯を抜歯することも選択肢としてあり得ます。その選択肢とは、主に次のようなケースです。

他の歯列に問題がなく、犬歯だけが歯列から大きくはみ出しているケース

上下ともに歯並びはそれほど悪くないのに、犬歯だけがかなり上の方から生えている場合、犬歯を抜歯することがあります。

犬歯の状態が良くないケース

ひどい虫歯や歯周病、アクシデントなどで犬歯の根が割れているケースなど、犬歯自体の状態が良くない場合、犬歯を抜歯して健康な小臼歯を温存することもあります。

このように、矯正治療において犬歯の抜歯が必要と判断された場合、犬歯を抜歯することがあります。ただし犬歯は噛み合わせにとても重要な役割を持っているため、その犬歯を抜歯した後は矯正治療によって全体の歯を動かし、歯並びと噛み合わせのバランスを整える必要があります。

できるだけ八重歯は抜歯しないほうがよい

犬歯は歯の中で最も根が長く、寿命が長い歯です。また犬歯は何度か触れているように、噛み合わせにおいて大変重要な役割を持っているため、安易に抜歯することはありません。

基本的には犬歯を抜かずに歯並びを整える場合、小臼歯を抜歯してスペースを確保します。また非抜歯を推奨している医院や部分矯正で改善する場合、ディスキングと呼ばれる歯と歯の間にヤスリのようなものを通してわずかなすき間を作り、歯を移動させるスペースを作る方法が用いられます。また拡大装置を使って顎全体を広げたり、マウスピース矯正で奥歯を少しずつ動かすという方法を取る医院もあります。

このように、八重歯を治すためには犬歯を正しい位置に並べるためのスペースが必要です。そのためには犬歯は極力抜歯しない方法で行うことがベストです。

八重歯をそのままにしておくと様々なリスクを抱えることは前回お話いたしました。八重歯を矯正治療で綺麗に治す際、どのような方法が適しているのか、犬歯は抜歯しなくてもよいのかなど色々不安を感じることと思います。後悔しないためにも、まずは八重歯に関する正しい知識を理解しておきましょう。

 

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