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セラミックの歯を作り直しする負担やリスクとは?|はぴねす歯科医院
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ハピネスcolumn

公開日:2023年8月31日

セラミックの歯を作り直しする負担やリスクとは?

「セラミックの歯を作り直す」ことに不安を感じている方はいるのではないでしょうか?

高い費用で作ったセラミックの歯を作り直したくなく、作るなら安く抑えたいですよね。しかし、作り直すことについて調べていると以下のことが気になってきませんか?

「セラミックの歯の作り直しはどのくらい肉体的、経済的に負担がかかるの?」
「セラミックの歯を作ってもらった方法と同じ方法で作り直しできるの?」
「どういう場合にセラミックの歯の作り直しを検討すべき?」

セラミックの歯を作り直すとなると肉体的に歯を再度削る必要があります。また、経済的にも費用を支払うため、負担があるでしょう。

そこで今回は以下のトピックについて解説します。

  • セラミックの歯を作り直しする負担やリスク
  • セラミックの歯を作り直しする場合の費用
  • セラミックの歯を作り直しする場合の選択肢
  • セラミックの歯を作り直しする場合の手順
  • セラミックの歯を作り直しが必要になる症例

この記事はセラミックの歯を作り直す費用やリスク、手順、作り直すべき症例などについて解説します。セラミックの歯を作り直しを検討している人はぜひ参考にしてください。

セラミックの歯を作り直しする負担やリスク


セラミックの歯を作り直すには以下3つの負担とリスクがあります。あらかじめリスクや負担を理解して、後悔のない選択をしましょう。

歯根破折のリスク

セラミックを作り直すと歯根破折という歯の根元にある歯根が縦に割れたり、ヒビが入ったりするリスクがあります。具体的な例として多いのが、作り直す歯がセラミッククラウンの失活歯である場合です。

この場合はメタルコアという歯の強度を保つための部品の除去が必要です。その際に歯根破折になる可能性があります。

歯根破折を起こした場合、破折の位置や方向によっては抜歯も必要となります。

歯髄を刺激する

セラミックを作り直すと歯髄を刺激して知覚過敏や歯髄炎といった症状を起こす恐れがあります。やり直すセラミックの歯を生活歯(神経が生きている歯)に装着している場合、どうしてもセラミックの歯を作り直すと支台歯の形状によっては歯髄が刺激される可能性が高いです。

歯髄炎を放っておくと、歯の神経が死んでしまったり、抜歯する可能性もあるので、注意して歯を作り直す判断をしましょう。

治療費がかかる

セラミッククラウンは保険診療の適用外なので治療費がかかりやすいです。やり直す場合であっても、高額な治療費がかかるのは避けては通れないでしょう。

一般的につめ物であれば5万〜10万、被せ物であれば10万〜20万程度かかると認識しておくと良いです。

セラミックの歯を作り直しする場合の費用


セラミックの歯を再度作り直しする場合の費用は保証の有無によって変わってきます。具体的にどれくらい変わってくるのか、どういう保証なのかといったポイントを解説していきます。

保証ありの場合

セラミックの歯を作り直しする場合、治療の保証が存在しているかを装着した歯科医院で確認しましょう。保証内容に該当する場合は、費用は0円〜となります。

保証期間や保証の範囲、内容は医院によって変わってきますが、治療費を抑えられるケースがあります。ただし、保証書を紛失していると保証の対象外となるケースもあるので注意しましょう。

保証なしの場合

保証がない場合、つめ物であれば5万〜10万、被せ物であれば10万〜20万程度の費用がかかります。

  • 最初にセラミックの歯を装着した歯科医院以外で作り直す場合
  • 最初の歯科医院であっても保証書を紛失した場合など

具体的な費用は、歯科医院に相談して歯一本当たりの詳しい費用を聞きに行きましょう。

関連記事:セラミックの歯は保険適用される?値段や適用条件を紹介

セラミックの歯を作り直しする場合の選択肢

セラミックの歯を作り直す場合、「ジルコニア」か「e-max」の選択肢があげられます。それぞれの特徴を理解して、歯科医院に相談に行く前に、あらかじめどの治療にするか決められていると治療が早く進むでしょう。

ジルコニア

ジルコニアとはポーセレンの外側とジルコニアというセラミックの内面フレームによって構成されたオールセラミッククラウンです。

ジルコニアは人工ダイヤモンドと言われるほど、透明性と強度が高いセラミック素材です。天然歯に近い審美性を求めている方に好まれています。

ただし、歯を削る量が多くなりがちなデメリットもあるので、その点だけは認識しておきましょう。

e-max

e-maxは二ケイ酸リチウムガラスセラミックで作られたオールセラミッククラウンのことです。ガラスのセラミックなので透明性が非常に高く、また単一材料のオールセラミックなため、強度も申し分ありません。

しかし、単一材料のため色のグラデーションを作ることが難しく、他の歯と比べて目立ちやすいです。

セラミックの歯を作り直す場合の手順


セラミックの歯を作り直す場合の手順についても知っておきましょう。あらかじめ工程を理解して、必要な期間まで抑えておくと、心の準備がしやすく、治療が早く進みやすいです。

セラミックの除去

セラミックの歯を作り直す場合、以前まで装着していたセラミックの除去からおこないます。しっかりと除去しなければ歯根破折や強い歯髄刺激を起こしたり、再度セラミックの歯が割れやすくなったりとトラブルのもとになります。

そのため、基本的に以前のセラミックの歯はすべて除去して、再度新しいセラミックの歯を装着する流れになるので、覚えておきましょう。

虫歯の処置(虫歯がある場合)

虫歯がある場合は、セラミックの除去が完了したら先に処置を施す流れになります。虫歯を放っておくと他の歯が失活歯(神経が死んでしまって黒ずんだ状態)になったり、歯肉かなくなり、歯が安定しなかったりするでしょう。

普段から歯のケアを徹底して虫歯がなければ、この工程はそもそも存在しません。虫歯にならないような生活習慣を心がけましょう。

歯の形を整える

セラミックの歯を装着するために歯の形を再度整えます。セラミック治療は歯を削る量が多い治療でもあるため、一度装着した部分を再度整えるとなると歯のほとんどを削る必要があるかもしれません。

しかし、歯に痛みがなく、簡単には外れないように装着するには、しっかりと土台となる歯の形を整える工程は避けて通れないので、理解しておきましょう。

仮歯の装着

歯の形を整えたら、仮の歯を装着します。すぐにセラミックの歯を装着できるわけでなく、完成するまで1〜2週間程度の時間が必要です。

そのため、実際のセラミックの歯が完成するまでの間に仮の歯を使うことで、見た目が気にならないようにします。

新しいセラミックの装着

仮の歯で数日生活してみて問題がなければ、本番であるセラミックの歯を実際に装着していきます。セラミックの歯を装着すれば治療は完了です。

最初は痛みがあったり、汚れをなかなか取り切れなくて虫歯のリスクもあることから定期的に歯科医院に通院しましょう。セラミックの歯を長く持続させるためにも長く通い続けるようにすると良いです。

関連記事:セラミックの歯にするやり方を解説!治療の流れも紹介

セラミックの歯を作り直しが必要になる症例

セラミックの歯を作り直しが必要になることもあり、主に以下の6つのケースです。逆に言えば以下の6つのケースにさえ、気を付けていれば歯を作り直す必要は基本的にありません。症例を理解してリスクを避けるようにしましょう。

2次カリエス

2次カリエスとは虫歯の再発のことで、最も注意しなければならない症例です。セラミッククラウンの土台の歯に虫歯が発生すると、セラミッククラウンの保持力が低下します。

また最悪の場合、歯髄炎や細菌の繁殖から口臭もきつくなったり、歯周病が発生したりとリスクが大きいです。そのため、虫歯になった場合は早急にセラミッククラウンを外して、対処しなくてはなりません。

関連記事:セラミックの歯は虫歯にならない?虫歯になりにくい素材を紹介

歯周病

歯周病が発生するとセラミックの歯を作り直さなければいけません。セラミックの歯だと歯周病の原因であるプラークが付着しにくいとはいえ、注意しなければなりません。

具体的に歯周病対策としてプラークを除去するには、デンタルフロスや歯間ブラシで歯を磨いたり、食生活や運動習慣などの生活習慣を改善したりすることが効果的です。

他にも定期的に歯科医師のもとに通院して定期検診を受けるのも効果的なので、覚えておきましょう。

セラミックの色調や形態への不満

セラミックの色調や形態に不満がある場合も作り直す必要があります。なぜならセラミックの歯は一度装着してしまうと色調や形を調整するのは非常に難しいからです。

もしどうしても歯が目立ち始めて、気になる場合には再度セラミックの歯を作り直すようにしましょう。

関連記事:セラミックの歯でホワイトニングしても大丈夫?セラミックの黄ばみを取る方法

セラミックの破損

セラミックの歯が破損してしまった場合も作り直す必要があります。転倒や打撲などの外的要因や歯軋りや噛み合わせがずれたままで居続けたりするとセラミックは破損してしまうでしょう。

修理が可能な破損であれば問題ありませんが、修理が難しいほどの大きな破損であればセラミック治療をもう一度やり直さなければなりません。

歯肉退縮

歯肉退縮が進み始めるとセラミックと歯の土台の部分が露出してしまうため、気になる方はセラミックの再治療が必要です。

主に歯肉退縮は歯周病により起こりますが、年齢とともに収縮することもあります。そのため、できるだけ歯肉退縮しないよう、過度のブラッシングは控えましょう。

噛み合わせの不具合

噛み合わせに不具合がある場合も作り直す必要があります。なぜなら一度噛み合わせが合わなくなると、自然と元の噛み合わせに戻ることもなければ、セラミックの歯が割れてしまい、口を傷つけたりといったリスクがあるからです。

噛み合わせは突然悪くなることはありません。定期的に歯科医師に診てもらい、早期対処が最も効果的です。

まとめ

セラミックの歯を作り直すのは肉体的にも経済的にも負担がかかります。そのため、作り直しはせずに、長く持続させることが一番良いです。

長くセラミックの歯を持続させるためにも、定期的に歯科医師からの検診を受けましょう。ただし、今回紹介した作り直しが必要な6つのパターンに当てはまっている場合は、セラミックの歯を作り直す方向で考えていくと良いです。

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コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

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