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公開日:2023年7月31日

セラミックの歯にするにはどれくらい削る必要がある?歯を削るリスクとは?

「セラミックの歯にしたいけど歯を削ることに抵抗がある方」は少なくないのではないのでしょうか?確かにセラミックの歯にすると綺麗でそして耐久性も高いので、日常生活においても気兼ねなく生活できます。

しかし、歯を削るとなると少し抵抗がありますよね。具体的にセラミックの歯にするために必要な歯を削ることに対して以下のように悩んでいませんか?

  • 「セラミックの歯にするのに歯をどれくらい削る必要があるのだろうか?
  • 「削らなくてもいい方法とかないの?」
  • 「他のサイトとか見ると削る歯の量が違うけど、どうして?」
  • 「なぜ、セラミックの歯にするのに歯を削る必要があるの?」

セラミックの歯を入れるにはどうしても歯を削る必要があります。なぜなら他の歯と比べて目立たないように歯の色を再現したり、しっかりとした強度を保つためです。

また素材によって強度や歯の色の再現のしやすさが変わるために、削る量が変わってきます。しかし、歯を削りすぎても、逆に削らなさ過ぎてもそれぞれリスクが存在しています。

そこで今回は以下のトピックについて解説します。

  • セラミックの歯にするにはどれくらい削る必要がある?
  • セラミックの歯で削る量が異なる理由
  • 歯を削る量が多くなると生じるリスク
  • 歯を削る量が少ないと生じるリスク

この記事ではセラミックの歯にするには天然の歯をどれくらい削る必要があるのか、削る量の過多によるリスク、素材によってどれくらい削るのかの目安について解説します。

セラミックの歯にしたいけど、削ることに抵抗がある方はぜひ参考にしてください。

セラミックの歯にするにはどのくらい削る必要がある?


セラミックの歯にするために削る歯の量は使うセラミックによって異なってきます。そこで今回はよくセラミックの歯に使われる6つの素材をピックアップして削る量を解説していきます。

ジルコニア

ジルコニアは高い透明性と強度を兼ね備えた人工のダイヤモンドともいわれるようなセラミック素材です。

ジルコニアを使うためには歯の部分にもよりますが、前歯や臼歯だと1.0〜1.5mm程度、臼歯の咬合面は最大で2mm程度削る必要があります。金属材料を一切使っていないので長く使える反面、削る量が多いこともあると認識しておきましょう。

セラミッククラウン

セラミッククラウンとは白い陶器の材料であるセラミックだけで作った被せ物のことを指します。ジルコニアと比べるとセラミッククラウンの方が天然歯に近い色調を演出できるので、審美性が高いです。

セラミッククラウンの場合、歯にセラミックを被せる治療法なので、症状によってどれくらい削るべきなのかが変わってくる治療法でもあります。

そのため、歯を削る量は歯科医師によって決めてもらうのですが、削る部分が多ければ神経に到達することもあるので、神経を抜いてからおこなうケースも少なくありません。虫歯の進行状態がかなり深刻ならこの治療法をすると認識しておきましょう。

セラミックインレー

セラミックインレーとは100%セラミックでできた詰め物のことです。歯科用語で詰め物のことをインレーと呼ぶためにこういった名前が付けられています。

この治療は虫歯のような歯を蝕む病気が神経まで進行していない歯に対して詰め物をおこなう治療で被せ物治療と異なり、歯を削る量が多くても1mm程度で済むでしょう。虫歯の部分だけを削るので、歯を削りたくない方にはおすすめです。

メタルボンド

メタルボンド中身は金属で、外側をセラミックで加工した素材のことで、自然な色調に再現できますが、透明性はそこまで高くない特徴があります。

そして削る歯の量は0.8mm〜1.2mm程度で済みますが、咬合面や切縁面は2mm程度削るというケースが多いです。中身は金属なので、金属アレルギーの方は避けたほうがよくて少し人を選ぶような素材でもあると認識しておきましょう。

e-max

e-maxはガラス系の材料を用いて作られたセラミッククラウンで、透明度が非常に高く、自然観に優れた仕上がりが特徴です。

また硬さにも特徴があり、天然歯と同じくらいの強度なのでセラミックの歯を破損することがあまりありません。歯を削る必要もあまりなく、どの歯の部位を削っても1mm〜1.5mm程度で済むでしょう。

ポーセレン・ラミネートべニア

ポーセレン・ラミネートべニアという色調改善のために薄いポーセレンという陶器を張り付ける方法で、正確にはセラミックではありませんが支台歯の形成なので紹介します。

ポーセレン・ラミネートべニアはポーセレンを張り付ける治療法なので、形成面にエナメル質が残るように支台歯を薄く均一に削らなくてはなりません。そのため、ポーセレン・ラミネートべニアだと支台歯を0.3mm〜0.5mm程度しか削る必要がないです。

セラミックの歯で削る量が異なる理由


セラミックの歯によって削る量が異なるのは以下の2つの特徴を保つためです。

強度を保つため

歯を削る量が違うのは、セラミックの歯の強度を保つためです。セラミックのクラウンに使う陶器の曲げ強度はジルコニアという素材で1割程度、一般的に強度が高いと言われているe-maxという素材ですら2割程度しかありません。

そのため、この陶器の破損を防ぐために歯を削って陶器の厚みを確保しながら、密度を均一にします。こういった背景から素材によって歯を削る量が異なってきているのです。

色調再現のため

それぞれのセラミックの歯を削る量が違う理由としては色調再現のためです。色調再現とはセラミックの歯の色を他の歯と遜色ないように、目立たないように色調を調節することを指しています。

色調を再現するには土台となるセラミックの上にデンチン、エナメル、トランスといった三層に分ける必要があるので、ある程度歯を削らなければなりません。さらに素材によって再現しやすい色調があったりもするので、素材によって歯を削る量が異なってきます。

歯を削る量が多くなると生じるリスク

歯を削る量が多くなるとさまざまなリスクも抱えます。具体的に多いのが以下の4つなので、理解したうえで治療法や素材を選ぶようにしましょう。

歯髄の反応性炎症を引き起こす

もし支台歯という詰め物や義歯といったものを支えられるほどの十分な過重負荷をもつ歯に神経が通っていた場合、歯を削りすぎると歯髄の反応炎症を引き起こす可能性があります。

理由として、歯を削りすぎるとセラミックの歯を形成する時の温熱刺激が神経にあたりやすいからです。痛みとともに歯髄が炎症を起こすでしょう。

歯髄の反応性炎症の具体的な症状は以下があります。

  • 支台歯の自発痛
  • 咬合痛
  • 咬合時の違和感

歯髄炎を引き起こす

歯を削りすぎると神経と血管が通っている歯髄という部分が炎症して歯髄炎という症状を引き起こす可能性が高いです。

どうしても歯髄が露出すると冷水や温水を浴びた時に神経に刺激を与えて、痛みが出てきます。放置しておくと歯髄が死んでしまい、どのような治療をしても回復や再生をしなくなってしまいます。

クラウンの保持力が低下する

歯を削りすぎると歯全体を覆うように被せる人工の歯であるクラウンが外れやすくなります。クラウンが外れにくくなるのは支台歯がどれくらい残っているかで変わってくるので、削りすぎると、外れやすくなるでしょう。

ただし歯を残すと言っても周囲を削って細長い支台歯にしたり、逆に周囲を削らずに歯の高さを低くしてもよくなく、高さと太さのどちらもバランスよく残す必要があります。

支台歯の強度が低下する

歯を削りすぎて、セラミックの歯を装着すると支台歯のエナメル質があまり残っていないと支台歯の強度が一気に低下します。

エナメル質は歯の一番外側を覆っている表面の硬い層のことで、人間の身体の中で最も強度が高い組織で、失うと再生しない組織です。そのため、歯を削りすぎて、エナメル質を過剰に失うと支台歯の強度が一気に低下するでしょう。

歯を削る量が少ないと生じるリスク


逆に歯を削る量が少なくても以下の3つのようなリスクがあります。歯を残したい気持ちはあるでしょうが、リスクを理解したうえで治療に臨みましょう。

形態回復が困難になる

十分な量の歯を削れていないと、装着したクラウンの厚みがどうしても薄くなります。十分な厚みがないとクラウンを歯に似た形に変形させるのが難しいです。

歯を削って歪になった形を詰め物や被せ物を使って本来の歯の形に戻すことを形態回復といいます。削る量が少ないと形態回復ができないと覚えておきましょう。

色調の再現性が低下する

歯を削らなさすぎるとクラウンの厚みが薄くなり、色調の調節が難しくなるので、色調の再現性が低いです。すべてのクラウンを鋳造冠という方法で製造しているのであればクラウンが薄くても色調を再現できます。

しかし、セラミッククラウンでは鋳造冠をあまり使用せずに作っているので、クラウンが薄いと色調の再現性が低下するでしょう。色調の再現性が低いと他の歯と違う色で、目立つというリスクがあると認識しておくと良いです。

破損のリスクが高くなる

歯を削る量が少ないとクラウン自体が破損する可能性が高くなります。咬合面積の歯の削除量が足りていないと、クラウンを付けた時に咬合圧に耐えられないケースが多く、そのままクラウンが破損することが多いです。

クラウンが破損すると口周りを傷つけたり、他の歯のエナメル質を削ったりと他のリスクも大きくなります。

関連記事:セラミックの歯にするやり方を解説!治療の流れも紹介
関連記事:セラミックの歯が割れた原因や保証について解説

まとめ

セラミックの歯を使うにはどの素材であれ、歯を削る必要があります。現在の歯の状況や今後のライフプラン、審美性を追求したいといった叶えたい欲求などに応じて、どんな素材を使ってどれくらい歯を削るのかは変わってくるでしょう。

そのため、今回紹介した内容をある程度頭の中に入れた状態で、歯科医師の話を聞きに行くようにすると得られるものが多いのでおすすめです。

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コラム監修者医療法人はぴねす 理事長 野澤修一

院長

福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」を開院。現在は医療法人じはぴねすの理事長として3医院を運営。

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